プロパティの許容値または無効な値の定義

一部のデータ型では、プロパティを一連の値(許容値)に制限するか、一連の値の1つと等しくできないように(無効な値を)指定できます。次の例は、Asset (資産)、Equity (エクイティ)、Expense (費用)、Liability (負債)、Revenue (収益)の値のみを許容するように構成されたAccount Typeプロパティを示しています。


Account Typeプロパティの許容値。
プロパティに対して許容または無効にする値は、プロパティ・インスペクタのプロパティ・パラメータ・ページから指定します。プロパティ・パラメータの編集を参照してください。

注:

汎用アプリケーションのカスタム・プロパティの場合にのみ、プロパティを追加または変更する際に表示されるディメンション・ノード・タイプのプロパティ・ページで、許容値を指定することもできます。カスタム・プロパティの作成を参照してください。

プロパティが特定の値のみを許容するか、特定の値にできないように指定するには:

  1. (許容値のみ)許容値の使用を有効にするには、次のアクションを実行します:
    1. 「許容値リストの使用」チェック・ボックスを選択します。
    2. 「空白エントリを含む」オプションがデフォルトで選択されています。これにより、リストに空白が追加されます。ユーザーの選択肢に空白エントリを含めない場合は、このオプションをクリアします。
  2. 許容値または無効な値を指定するには、「許容値」または「無効な値」テキスト・ボックスで、指定する各値に対して次の手順を実行します:
    1. 「新規行の追加」 (+)をクリックし、値を入力して新しい行にテキストを表示します。
      [Enter]または[Tab]を押すと、値の横に許容値ボタンボタンが表示されます。ボタンをクリックして、そのエントリを除去します。

      次の例は、Asset(資産)、Equity(エクイティ)、Expense(費用)、Liability(負債)、Revenue(収益)の値のみを許容するようにAccount Typeプロパティを定義する方法を示しています。


      Account Typeプロパティの許容値のリスト。
    2. オプション: 「ソート基準」 「ソート基準」ボタンをクリックして、「値」または「ラベル」で許容値リストの1回かぎりのソートを英数字順に実行します。
    3. リストのアイテムを並べ替えるには、「アクション」列で「アクション」 選択アイコンをクリックし、アイテムの位置を選択します。
    4. リストからすべてのアイテムをクリアするには、「アクション」 選択アイコン、「クリア」の順にクリックします。
    5. 許容値または無効な値のリストをインポートまたはエクスポートするには、「アクション」 選択アイコンをクリックし、適切なオプションをクリックします。値はExcelファイルにインポートおよびエクスポートできます。