要求連結の理解

「要求アクティビティ」ページから、まだ処理中の複数の要求を選択し、組み合された単一の要求に連結できます。

要求を連結すると、複数の要求にわたるすべての変更を単一の要求に定期的に集約して、まとめてレビューおよび承認できます。

Tip:

  • 連結済要求は、組み合されて連結要求になったソース要求です。
  • 連結要求は、複数の連結済ソース要求で構成される、組み合された要求です。

連結プロセス・フロー

要求連結プロセスは、次の一般的なフローに従います:

  1. ユーザーは、「要求アクティビティ」ページで連結する要求を選択します。同じビューにあり、ステータスが「処理中」で、かつまだ「連結」タイプでない要求を連結対象として選択できます。ユーザーには、すべての要求のすべての要求アイテムに対して少なくともデータ・マネージャ権限が必要です。
  2. ユーザーが「要求の連結」をクリックすると、ソース要求内の要求アイテムが組み合されて新しい連結要求になります。連結プロセスについては、次の点に注意してください:
    • 要求は送信日に従って処理されます。2つ以上の操作が互いに競合する場合(つまり、異なる元の要求に同じノードに対する複数の変更がある場合)、連結要求には要求の送信日までの最新の変更のみが含まれます。たとえば、ユーザーがノードの説明を「南」に更新する要求を送信し、その後、別のユーザーが同じノードに対して説明を「南東」に更新する要求を送信した場合は、「南東」の更新が連結要求に含められます。
    • 元の要求の要求コメントと添付は連結要求に継承されません。元の連結済要求に移動して連結要求を調査することで、コメントと添付を確認できます。
    • 要求ファイルの添付には、すべての連結済要求のすべての要求アクション(それらを実行したユーザーを含む)のレコードが含められます。競合する操作は、同じキーを持つレコードがすでに処理されているというノートを付けてハイライトされます。添付には要求の各ビューポイントのタブが含まれ、各タブには元のソース要求に移動するためのリンクが含められます。
    • 要求を連結するとき、元の要求の所有者を連結要求の協力者として追加できます。これにより、元の要求の所有者は、連結要求へのコントリビューション、進行状況の追跡、詳細の参照が可能になります。
  3. ソース要求は「連結済」ステータスに更新され、変更を加えることやワークフロー・アクション(承認など)を実行することはできなくなります。ただし、コメントや添付を追加したり、連結済要求を調査して、連結された時点までに実行されたワークフロー・アクションを確認することは引き続き可能です。要求インスペクタの「サマリー」タブには、連結要求へのリンクも含まれます。
  4. 連結要求のステータスは「ドラフト」に設定され、ステージは「送信」に設定されます。要求インスペクタの「連結」タブには、連結要求を作成するために組み合されたソース要求が表示されます。
  5. 連結要求を破棄した場合は、元のソース要求が復元されて、ワークフローの、連結された時点の位置に戻ります。連結要求の破棄を参照してください