権限およびデータ・アクセス
次の表に、要求ワークフロー・アクションに必要な権限およびデータ・アクセスを示します。
表28-3 要求アクションと権限
この要求ワークフロー・アクションを実行するには: | 必要な権限: |
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要求の割当て |
次のロールまたは権限の少なくとも1つが必要です:
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要求が割り当てられる |
次のような、要求のすべてのビューポイントの少なくとも1つのデータ・チェーン・オブジェクトに対する参加者(書込み)アクセス権:
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要求の協力者として追加 | 要求の少なくとも1つのビューポイントの少なくとも1つのデータ・チェーン・オブジェクトに対する参加者(書込み)。
次のように、要求の要求アイテムの要求アクションおよびプロパティ・アクセスは、要求担当者と協力者の両方に対するデータ・アクセス権限によって決まります:
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要求ロード・ファイルを使用した要求の変更 |
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サブスクリプションの作成 |
次のすべての権限が必要です:
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サブスクリプションのデフォルトまたは代替担当者として割り当てられるのに適格 |
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要求の承認 | 当初はなし。
データ・オブジェクトのポリシーにユーザーまたはグループを追加すると、そのデータ・オブジェクトに対する暗黙的な参加者(読取り)権限がそのユーザーまたはグループに付与されます。ポリシーの構成を参照してください |
承認ステージでの要求のエンリッチ | エンリッチ者は承認者であるため、承認ポリシーのデータ・オブジェクトに対する暗黙的な参加者(読取り)権限が自動的に付与されます。エンリッチメント時に変更を加えるには、エンリッチ者には、変更する要求のデータ・チェーン・オブジェクトに対する参加者(書込み)も必要です。エンリッチ者は、データ・アクセスおよび権限に従って要求アイテムを編集できます。 |
ユーザー
この項では、ユーザーとサービス管理者が完了した要求とドラフト要求に対して実行できるアクションについて説明します。
ドラフト要求
要求のコメントまたは添付の作成者は、要求がドラフト・ステータスの間、コメントまたは添付を編集できます。
完了した要求
要求が行われたビューに対する参加者(読取り)アクセス権があるユーザーは、完了した要求を参照できます。
注:
完了した要求は、履歴監査証跡を提供するため変更できません。サービス管理者
サービス管理者は、すべての要求を表示できます。
サービス管理者が現在の担当者である場合、ドラフト要求を変更または削除できます。
注:
要求が行われたデータに対する参加者(書込み)権限を持つサービス管理者は、要求の担当者として指定できます。サービス管理者は、割り当てられていない要求を変更および送信することはできず、自分が承認者ではない要求を承認、却下またはプッシュ・バックすることもできません。