アクションによるフィルタリング

デフォルトでは、ソース・ビューポイントをサブスクライブすると、ソースで実行される各アクションに対してターゲット・ビューポイント用にサブスクリプション要求アイテムが生成されます。アクション・フィルタを使用すると、ソース・ビューポイントのアクションのサブセットのみをサブスクライブできます。たとえば、「追加」および「挿入」アクションのみ、またはプロパティ更新のみをサブスクライブできます。ユーザーがソース・ビューポイントでアクションを実行すると、指定したアクションのみがターゲット・サブスクリプション要求アイテムを生成します。

考慮事項

  • 階層ビューポイントおよびリスト・ビューポイントの両方のサブスクリプションに対して、アクション・フィルタを追加できます。

  • 「すべて」チェック・ボックスをクリアし、アクション・フィルタのアクションのサブセットを指定しない場合、プロパティ更新を含むソース要求は、ターゲット・ビューポイントでそれらのプロパティ更新の要求アイテムを引き続き生成します。

  • 同様に、フィルタおよびプロパティ更新に含まれていないアクションがソース要求アイテムに含まれている場合、プロパティ更新の要求アイテムのみがターゲット・ビューポイントに対して生成されます。たとえば、フィルタに「移動」アクションが含まれておらず、ソース要求アイテムに「移動」およびプロパティ更新の両方が含まれている場合、ターゲット・ビューポイントの要求アイテムはプロパティ更新に対してのみ作成されます。

    特定のプロパティ更新は、ソース・ビューポイントとターゲット・ビューポイントの間でノード・タイプ・コンバータによって処理されます。ノード・タイプ・コンバータの操作を参照してください。

注:

フィルタに「挿入」が含まれているが「追加」が含まれていない、または「除去」が含まれているが「削除」が含まれていない場合、サブスクリプション要求アイテムを処理する際に、ソースの「追加」および「削除」はターゲットで「挿入」および「除去」に変換されます。

アクション・フィルタを追加するには:

  1. ターゲット・ビューポイントを含むビューを「ビュー」から開きます。

  2. ターゲット・ビューポイントを選択します。

  3. カーソルをビューポイント名の右に置き、メニュー・アイコンをクリックしてから「検査」を選択します。

  4. 「サブスクリプション」を選択してから、アクション・フィルタを追加するサブスクリプションの名前をクリックします。

  5. サブスクリプション・インスペクタで「フィルタ」タブを選択し、「編集」をクリックします。

  6. 「含まれるアクション」で、「すべて」チェック・ボックスをクリアします。

  7. 「含まれるアクション」内をクリックして、ソース・ビューポイントで使用可能なアクションのドロップ・ダウン・メニューを表示し、追加するアクションを選択します。

  8. アクションの選択が終了したら「保存」をクリックします。

アクション・フィルタからアクションを除去するには、「編集」をクリックし、除去するアクションの横にある「X」をクリックします。