ロード・ファイルのヘッダーがプロパティ名と一致しない場合やロード・ファイルの列のサブセットを処理する場合、「列」タブを使用してロードの列を構成します。
デフォルトでは、ロードを実行する際に、ロード・ファイル内の列ヘッダーが既存のプロパティ名と照合されます。たとえば、ロード・ファイルに"Account Type"というヘッダーを持つ列が含まれている場合、その列は、ディメンションのPLN.Account Type
と一致します。
「列」タブを使用して、次のユースケースについてロード・ファイル内の列を構成します:
使用例 | 列構成 |
---|---|
ロード・ファイル内の列ヘッダーが、ディメンションのプロパティの名前と完全には一致しません。 | 「ヘッダー」列を使用して、ディメンションのプロパティにマップするロード・ファイル内の列の名前を指定します。
Note: ヘッダーの一部がディメンションのプロパティと一致し、一部が一致しない場合、プロパティと一致しないヘッダーのみを指定します。ディメンションのプロパティと厳密に一致するヘッダーを持つ列は、「指定した列にロードを制限」オプションを選択しなければ自動的にロードされるため、これらの列を指定する必要はありません。 |
ロード・ファイル内の列のサブセットをロードする必要があります。 | ロードするロード・ファイル内の列を指定してから、「指定した列にロードを制限」オプションを選択します。 |
ロード・ファイルにヘッダーが含まれません。 | 「ファイルにヘッダーなし」を選択してから、列の位置(および必要に応じて「列を無視」)を使用して、ロード・ファイル内の列をディメンションのプロパティにマップします。 |
ブール・プロパティのデフォルトのTrue値をオーバーライドする必要があります。 | ロード・ファイル内のロードする列を指定してから、「ブール値Trueのオーバーライド」フィールドを使用して、ロード・ファイルのブール・プロパティのTrueに対する値を指定します。 |
ロード・ファイル内の列ヘッダーがディメンションのプロパティの名前と完全に一致し、ロード・ファイル内のすべての列を処理する必要があります。 | ロードのために列を構成する必要はありません。 |
考慮事項
列の構成
Note:
「ファイルにヘッダーなし」を選択した場合、インスペクタの「ヘッダー」列は情報提供のみを目的としています。1
、T
、True
、Y
またはYes
の値で示されます。ロード・ファイルに異なる文字(例: X
)で示されるTrue値が含まれる場合は、その値を入力します。Note:
このオプションを選択すると、「指定した列にロードを制限」オプションも自動的に選択されます。Note:
「指定した列にロードを制限」が有効な場合、ロード・ファイルには常にName
が存在する必要があり、階層ビューポイントをロードする場合、ロード・ファイルにParent
が存在する必要があります。