ロード・オプションの指定

ロード・インスペクタの「オプション」タブを使用して、ロードの「ファイル・フォーマット・オプション」「処理のオプション」および「マージ・オプション」を指定します。

ファイル・フォーマット・オプション

フィールド 説明
区切り文字 テキスト文字列を区切る文字。値を選択するか、または「指定済」を選択し、「区切り文字」フィールドに区切り文字を入力します。複数の文字を区切り文字として最大10個まで入力でき、スペースなどの空白文字を使用できます。 カンマ
改行スタイル 次の行に進む文字

CR+LF (Windows)

CRのみ(Mac)

LFのみ(Linux)

値のクリアのキーワード プロパティの値をクリアするためのキーワード <クリア>
定義済の空文字列キーワード ファイル内の定義済の空の値を置き換えるキーワード データなし
最上位ノード・キーワード ノードが最上位ノードであることを示すキーワード。 ルート

処理のオプション

フィールド 説明
空のフィールドの無視

ロード・ファイル内の空のフィールドの処理方法を指定します:

  • 有効: プロパティに対してロードされる値はありません。(プロパティの値を継承せず、定義済またはデフォルトの値がない場合、プロパティの値はnullになります。)
  • 使用不可: 定義済の空の値をプロパティのデータ型がサポートしている場合は、定義済の空の値がプロパティに格納されます。定義済の空の値をプロパティのデータ型がサポートしていない場合は、ロードで警告が表示され、そのプロパティの値はロードされません。
許容値の拡張

(「置換」モードのロードにのみ適用されます。動的許容値リストには適用されません。)ロードの実行時に、許容値を使用するように設定された文字列およびリスト・データ型のプロパティに新しい個別の許容値を追加するかどうかを指定します。

  • 有効: そのプロパティの許容値のリストにない、ロード・ファイルの値は、そのプロパティの許容値のリストに追加されます。

    Note:

    ノード・タイプ・オーバーライド・レベルに現在許容されている値がある場合は、ロードされた許容値がそれらに追加されます。それ以外の場合は、新しい許容値がアプリケーション・オーバーライド・レベルに追加されます。
  • 使用不可: そのプロパティの許容値のリストにない、ロード・ファイルの値は、そのプロパティの許容値のリストに追加されません。

マージのオプション

フィールド 説明
削除の処理

マージ・ロード時の削除操作の処理方法を指定します:

  • 使用不可(デフォルト): ノードがロード・ファイルに存在しない場合は、バインドされたビューポイントからノードを除去します。バインドされたノード・タイプからはノードは削除されません。
  • セーフ・モード: ノードがロード・ファイルに存在しない場合は、バインドされたビューポイントからノードを除去します。ノードがディメンションの他の階層ノード・セットまたは階層セットで使用されていない場合にのみ、除去されたノードはバインドされたノード・タイプからも削除されます。
  • 強制モード: ノードがロード・ファイルに存在しない場合は、バインドされたビューポイントからノードを削除します。これらのノードは、ディメンション内のノード・セットまたは階層セットで使用されているノード・タイプから削除されます。
並替えの処理

有効にすると、ロード先のビューポイントでのノードの順序をロード・ファイルに表示される順序に設定します。

Caution:

既存の順序とロード・ファイルでの順序に著しい差異がある場合、このオプションにより大量に要求アイテムが生成される場合があります。

デフォルトのデータ・ソース 必要に応じて、ロードされるデータのデフォルトのデータ・ソースを選択できます。ビューポイントのロード時に、ロード要求で作成された各要求アイテムには、選択したデータ・ソースの名前が移入されます。

登録解除済で有効であるデータ・ソースのみ選択できます。データ・ソースの理解を参照してください。

自動送信 検証の問題がないときにマージ・ロード要求を自動的に送信する場合に選択します。
承認およびコミットの省略 自動送信されたマージ・ロード要求の承認およびコミットを省略する場合に選択します。