25 データ・ソースの理解

データ・ソースは、ノードの論理ソース・システムを表します。

Oracle Enterprise Data Management Cloudでは、次のように使用されます:

  • ノード間のリンクを確立します。ノードを(対話型要求、要求ファイルのアップロード、サブスクリプション要求、ビューポイントのロードまたはマージのインポートを介して)取り込むときに、取り込むノードによって既存のノードが更新される場合は、取り込むノードのデータ・ソースによって、それらのノード間のリンクが確立されます。ノード・リンクの表示を参照してください。
  • 要求アイテムの照合時に使用する照合ルールを識別します。照合する要求アイテムを作成すると、それらに割り当てるデータ・ソースにより、照合に使用される照合ルールが特定されます。照合およびマージの操作を参照してください。
  • 受け入れた一致のプロパティおよび関係をマージする際に使用する生存ルールを識別します。生存ルールの作成、編集および削除を参照してください。

2つのタイプのデータ・ソースがあります:

  • 登録済データ・ソースは、他のOracle Enterprise Data Management Cloudアプリケーションを表します。Oracle Enterprise Data Management Cloudにアプリケーションを登録すると自動的に作成されます。
  • 未登録データ・ソースは、データの取込み元となる他の外部システムやファイルを表すために手動で作成されます(データ・ソースの作成、編集および削除を参照)。

要求アイテムのデータ・ソースの指定

要求アイテムのデータ・ソースを指定するには、いくつかの方法があります:

  • 他のOracle Enterprise Data Management Cloudアプリケーションから(たとえば、ビューポイント比較要求やサブスクリプションから)生成される要求アイテムには、そのアプリケーションの登録済データ・ソースが自動的に割り当てられます。
  • 要求ファイルのアップロードでは、「データ・ソース」列を使用してファイル内の各要求アイテムのデータ・ソースが識別されます。指定したデータ・ソースは、要求ファイルがアップロードされるとノードに割り当てられます。ロード・ファイル形式の要求を参照してください。
  • 定義されたビューポイント・ロードのデフォルトのデータ・ソースを指定できます。ビューポイントのロード時に、ロード要求で作成された各要求アイテムには、指定したデータ・ソースの名前が移入されます。ロードの作成、編集、コピーおよび削除を参照してください