配賦ルールの作成時に、次の情報を定義します:
ソース: データの配賦元
宛先: 配賦されるデータを移動する必要がある場所
ドライバ: 宛先間のソース・データの分割方法
オフセット: 配賦されるデータの相殺方法
デフォルトでは、配賦ルールにより、ソース交差の金額の100%が配賦されます。配賦ドライバにより、ドライバ値/ドライバ値の合計の割合を使用して、各宛先交差が受け取る比率が決定されます。宛先にドライバ値がない場合、配賦を受け取ることはありません。ソース金額には、自動的に、以前に実行されたルールによってソース交差に配賦された金額が含まれます。
Tip:
配賦ルールの作成を開始する前に、ルールの作成時のディメンションおよびメンバーの要件を確認してください。
配賦ルールの例
この例では、企業コスト・センターの施設費用が、複数のコスト・センターにわたる「施設」勘定科目に配賦されます。

「施設」の配賦では、Occupancy Square Feetのドライバが使用されます。

オフセットは、配賦されたデータを代替の場所に転記するようシステムに指示します。

Note:
この例の配賦ルールは、Enterprise Profitability and Cost Managementに付属のBksML50サンプル・アプリケーションで使用されます。サンプル・アプリケーションへのアクセス方法の詳細は、サンプル・アプリケーションの作成を参照してください。