利益曲線について

利益曲線はデータのグラフィカル表現であり、全体的な収益性に寄与するか、全体的な収益性を損ねる母集団ディメンション(顧客や製品など)の範囲を示します。

すべての顧客の利益曲線

利益曲線は、利益性の分析に使用されます。これらにより、大量のデータの簡易化されたビジュアライゼーションが可能です。利益曲線の一部を選択し、選択した属性のカテゴリ分析を実行できます。また、そのカテゴリ分析に関するデータのスニペットをダウンロードすることもできます。詳細は、利益曲線の生成を参照してください。

たとえば、母集団ディメンション(顧客や製品など)は、利益曲線のx軸に沿って利益率の降順で表示されます。

顧客の場合、最も利益率の高い顧客が一番左にあり、最も利益率の低い顧客が一番右にあります。y軸には、純利益など、勘定科目ディメンションの累積値が表示されます。最も利益率の高い顧客の利益が最初にy軸にプロットされます。2番目のy軸のプロットは、最初の顧客の利益に2番目の顧客の利益を加えたものになる、というように続きます。

曲線の最初の部分が最も急傾斜で、最も大きい利益の増加を示します。より利益率の低いが曲線が追加されるにつれ、曲線は平らになります。最も利益率の低い顧客の利益率がマイナスになると、曲線は下向きになります。

Note:

Enterprise Profitability and Cost Managementの他の分析機能の場合のように、実質的にすべてのユーザーが利益曲線を生成および表示できますが、これらを定義できるのは、管理者および十分なセキュリティ・プロビジョニングを持つ他のユーザーのみです。