simulateConcurrentUsageコマンドでは、ネイティブ・モードと標準モードの両方のアド・ホック・グリッドがサポートされます。ネイティブ・モードのグリッドの場合、POVはOracle Smart View for Officeプラグイン・ツール・バーの一部として表示されます。標準モードの場合、POVはスプレッドシート自体の一部になり、スプレッドシートの最初の行を占めます。
アド・ホック・グリッドを開く機能をサポートするためにrequirement.csv
で参照されるアド・ホック・グリッド入力ファイルには、開くグリッドを指定します。ファイルの各行を次の形式にする必要があります。
filename=xlsx filename#sheet name; pov=[DIM 1:MEMBER 1],[DIM 2:MEMBER 2]..; rows=[ROW HEADER 1, ROW HEADER 2,..]; cols=[COL HEADER 1, COL HEADER 2,..]
サンプル入力ファイル:
fileName=dropdown.xlsx#sheet4;pov=[HSP_View:BaseData],[Scenario:Forecast],[Product:No Product],[Entity:Sales Mid-Atlantic];rows = [ Account ]; cols= [Year, Period, Version]
Note:
入力CSVファイル内のfileName
で識別されるファイルには、指定されたシートにアド・ホック・グリッド定義が格納されている必要があります。たとえば、前述のサンプル入力ファイルでは、アド・ホック・グリッド定義のソースとしてdropdown.xlsx
のsheet4
を指定しています。このExcelファイルは、requirement.csv
および入力CSVファイルとともに、simulateConcurrentUsageコマンドの実行に使用されるINPUT_FILE.zipで使用できる必要があります。