ファイルを、SFTPサーバーからOCI (Gen 2)環境に直接コピーします。このコマンドは、データ・ファイルをセキュアなSFTPサーバーからOracle Fusion Cloud Enterprise Performance Management環境に直接コピーするときに役立ちます。このコマンドを使用すると、ファイルをSFTPサーバーから直接コピーでき、最初にSFTPクライアントを使用してファイルを別のサーバーにダウンロードし、次にEPM自動化またはREST APIを使用してCloud EPMにアップロードする必要がありません。
IP許可リストがSFTPサーバーに対して有効になっている場合は、Cloud EPM環境をホストするOCIリージョンのアウトバウンドIPアドレスをSFTPサーバーのIP許可リストに追加する必要があります。OCIリージョンのアウトバウンドIPアドレスについては、オペレーション・ガイドのCloud EPMのデータ・センターおよびリージョンのアウトバウンドIPアドレスを参照してください。
Note:
このコマンドは、ポート22で実行されているSFTPサーバーのみをサポートします。適用対象
Planning、Planningモジュール、フリーフォーム、Financial Consolidation and Close、Tax Reporting、Account Reconciliation、Profitability and Cost Management、Enterprise Profitability and Cost Management、Oracle Fusion Cloud Enterprise Data Management、Narrative Reporting、Strategic Workforce PlanningおよびSales Planning。
必要な役割
サービス管理者使用方法
epmautomate copyFromSftp SFTP_SERVER_URL FILE_NAME username=USERNAME password=PASSWORD
。ここで:
SFTP_SERVER_URL
はSFTPサーバーのURLで、サーバーからコピーするファイルの場所と名前が含まれます。FILE_NAME
は、Cloud EPM環境内のファイルのファイル名です。たとえば、デフォルトのアップロード場所をコピーしない場合などは、パスを指定します。USERNAME
は、SFTPサーバーの必要なアクセス権を持つユーザーのIDです。PASSWORD
はSFTPユーザーのパスワードです。例
epmautomate copyFromSftp sftp://mySFTP_Server/someDirectory/someFile.csv myFile.csv username=jdoe password=Sftpwelcome