importCellLevelSecurity

セルレベルのセキュリティ・レコードを含む1つのExcelファイルを含むZIPファイルから、セルレベルのセキュリティ設定をビジネス・プロセスにインポートします。このコマンドを実行する前に、uploadFileコマンドを使用してインポート・ファイルを環境にアップロードします。

インポートZIPファイルには、セルレベルのセキュリティを正常にインポートするために、2つのワークシート(ルールとサブ・ルール)を含む1つのExcelファイルが含まれている必要があります。ルール・シートには、セルレベルのセキュリティ定義、含まれるディメンション、未指定の有効なディメンションや追加のディメンションが必要などのプロパティを含める必要があります。サブ・ルール・シートには、メンバーの選択と除外が含まれている必要があります。インポート・ファイル形式のテンプレートを取得する最良の方法は、アプリケーションからセルレベルのセキュリティをエクスポートすることです。次の図にサンプル形式を示します。
サンプル・ルール定義シート

サンプル・サブ・ルール定義シート

適用対象

PlanningPlanningモジュールフリーフォームTax ReportingEnterprise Profitability and Cost ManagementSales PlanningおよびStrategic Workforce Planning

必要な役割

サービス管理者

使用方法

epmautomate importCellLevelSecurity FILE_NAME.ZIP [ErrorFile=FILE_NAME.txt]。ここで:

  • FILE_NAMEは、セルレベルのセキュリティ情報を含むExcelファイルを含むZIPファイルの名前です。
  • ErrorFileは、オプションで、エラー・レコードが書き込まれるテキスト・ファイルの名前を識別します。このパラメータ値が指定されていない場合、EPM自動化は自動的にエラー・ファイルを生成します。この名前はジョブ・コンソールで確認できます。

    downloadFileコマンドを使用して、エラー・ファイルをローカル・コンピュータにダウンロードします。

epmautomate importCellLevelSecurity ImportCLSDRecordsFile.zip ErrorFile=ImportCLSDRecords_errors.txt