import metadata
タイプのジョブで指定されたインポート設定を使用して、メタデータをアプリケーションにインポートします。オプションで、メタデータのインポート元のZIPファイルの名前を指定できます。
uploadFile
コマンドを使用して、メタデータを含むファイルをデフォルトのアップロード場所にアップロードします。
適用対象
Planning、Planningモジュール、フリーフォーム、Financial Consolidation and Close、Tax Reporting、Enterprise Profitability and Cost Management、Sales PlanningおよびStrategic Workforce Planning。必要な役割
サービス管理者使用方法
epmautomate importMetadata JOB_NAME [FILE_NAME] errorFile=ERROR_FILE.zip
。ここで:
JOB_NAME
は、アプリケーションに定義されたジョブ名です。FILE_NAME
はオプションで、メタデータのインポート元のZIPファイルの名前を指定します。指定した場合、このZIPファイルの内容はジョブで定義されたファイル名よりも優先されます。ZIPファイルには1つ以上のCSVファイルが含まれている場合があります。ディメンションのメタデータが含まれるファイル名は、ジョブで定義されたインポート・ファイル名と一致するか、末尾が_DIMENSIONNAME.csv
である必要があります。たとえば、metadata_Entity.csv
、metadata_HSP_Smart Lists.csv
、metadata_Exchange Rates.csv
などです。errorFile
はオプションで、却下されたレコード(ある場合)をインポート操作中に記録するZIPファイルの名前を指定します。送信ボックスに同じ名前のZIPファイルがある場合は上書きされます。このファイルは、downloadFile
コマンドを使用してダウンロードできます。注:
old_name
またはunique_name
プロパティが変更されたロード・ファイルを使用してメタデータのインポート・ジョブを実行し、メンバーの名前を変更することはできません。メンバーの名前変更は無視されます。ジョブでメタデータのインポートが設定されているディメンションのメタデータのみがインポートされます。他のディメンションのメタデータは、ZIPファイルに含まれる場合、無視されます。
ZIPファイルについて次の条件がどちらもtrueの場合、インポート状況が曖昧になります。
ジョブで定義されているファイル名と同じ名前のメタデータ・ファイルがZIPに含まれている
_DIMENSIONNAME.CSV
または_DIMENSIONNAME.TXT
で終わる名前のメタデータ・ファイルがZIPに含まれている。ここでDIMENSIONNAME
はメタデータのインポート先であるディメンションの名前。
ZIPファイルには、ジョブで参照しているものと同じ名前のメタデータ・ファイルか、_DIMENSIONNAME.CSV
(または_DIMENSIONNAME.TXT
)で終わる名前のファイルのどちらかを含め、両方は含めないことをお薦めします。たとえば、Employees_A-Z.CSV
というメタデータ・ファイルを参照するジョブをEmployees
ディメンションにロードする場合、ZIPファイルにはEmployees_A-Z.CSV
かNew_Employees.CSV
のどちらかを含め、両方は含めないようにします。ZIPにEmployees_A-Z.CSV
とNew_Employees.CSV
の両方が含まれている場合は、ZIPでのファイルの順序に応じてEPM自動化がどちらかのファイルをインポート対象として選択することがあります。Employees_A-Z.CSV
ファイルは、ジョブで参照されているファイル名と同じ名前なので、インポート対象として一致する可能性があります。一方、New_Employees.CSV
も、_DIMENSIONNAME.CSV
のパターンと同じ名前なので、一致する可能性があります。
例
epmautomate importMetadata importAccount importAccount.zip errorFile=metadataImport_error.zip