runIntercompanyMatchingReport

会社間照合レポートを生成します。これは、連結プロセスの一環として、また、分析と監査の目的で、関連エンティティとパートナ間のトランザクションを正しく一致させるのに役立ちます。

適用対象

Financial Consolidation and Close

必要な役割

  • サービス管理者
  • パワー・ユーザー(ACLを介して追加のセキュリティが付与される場合)
  • ユーザー(ACLを介して追加のセキュリティが付与される場合)

使用方法

epmautomate runIntercompanyMatchingReport JOB_NAME FILE_NAME [scenario=scenario] [years=years] [period=period_name] [ReportFormat=HTML]。ここで:
  • JOB_NAMEは、アプリケーションに存在する会社間レポート・ジョブ定義の名前です。詳細は、Financial Consolidation and Closeの操作会社間照合レポートの管理を参照してください。このコマンドは、ジョブで使用可能な設定を使用して会社間照合レポートを生成します。生成されたレポートの場所として、送信ボックスを選択してください。

    Note:

    このコマンドの実行中に、シナリオ、年、期間およびレポート形式のオプションの値を入力すると、ジョブに指定されたこれらの設定を上書きできます。
  • FILE_NAMEは、レポート・ファイルの名前です。このレポートは送信ボックスに生成されます。downloadFileコマンドを使用してローカル・コンピュータにダウンロードするか、sendMailコマンドを使用して電子メールで送信します。
  • SCENARIOは、オプションで、アプリケーションに定義された、レポート生成対象となるシナリオの名前です。
  • YEARSは、オプションで、レポート生成対象となる年です。
  • PERIODは、オプションで、レポート生成対象となる期間です。
  • ReportFormatは、オプションで、レポートの形式です。許容値はHTML、PDFおよびXLSXです。

Note:

  • このレポートは、1つのシナリオ、年および期間の組合せに対して生成できます。複数のシナリオ、年および期間を指定しないでください。
  • シナリオ、年、期間およびレポート形式の値を指定しないと、レポート・ジョブ定義に指定された対応する値(JOB_NAMEで識別)が使用されます。指定されている場合、これらのオプション値はレポート・ジョブ定義の値セットを上書きします。

  • ジョブ定義の値セットを上書きしてレポートを作成:

    epmautomate runIntercompanyMatchingReport IC_Job_01 SampleICReport.html scenario=Actual years=FY22 period=Jan reportFormat=HTML

  • ジョブ定義の値セットを使用してレポートを作成:

    epmautomate runIntercompanyMatchingReport IC_Job_01 SampleICReport