runPipeline

適用対象

Planning、Planningモジュール、フリーフォーム、Financial Consolidation and Close、Enterprise Profitability and Cost Management、Tax Reporting、Sales PlanningおよびStrategic Workforce Planning

必要な役割

サービス管理者または(場所のセキュリティを使用するか、システム設定の「非管理ユーザーに対してパイプライン実行を使用可能にする」設定を「はい」に設定することで)パイプライン定義を実行するプロキシ・ユーザーとして設定されたユーザー。

使用方法

epmautomate runPipeline PIPELINE_CODE [PARAMETER=VALUE]。ここで:

• PIPELINE_CODEは、データ統合でパイプラインを作成する際に定義されるコードです。詳細は、データ統合の管理のパイプライン・プロセスの説明を参照してください。
• PARAMETER=VALUEはオプションで、パイプラインを実行するためのパラメータとその値を識別します。パラメータと値のペアをプロセスの必要に応じて指定します。

  パラメータのリストは、データ統合のパイプライン変数の画面で定義された変数の数によって異なります。デフォルトのパイプライン・パラメータおよび使用可能な値は次のとおりです:

  • STARTPERIODは、データがロードされる最初の期間です。この期間名は、データ統合の期間マッピングに定義されている必要があります。
  • ENDPERIODは、データがロードされる最後の期間です。この期間名は、データ統合の期間マッピングに定義されている必要があります。
  • IMPORTMODEは、データをデータ統合にインポートする方法を決定します。使用可能な値は次のとおりです。
    • Append: データ統合の既存のPOVデータに追加します。
    • Replace: POVデータを削除し、パイプライン定義またはパラメータに指定されたファイルのデータで置換します。
    • Map and Validate: パイプライン定義またはパラメータに指定されたファイルからデータをインポートせずに、更新されたマッピングおよびロジック勘定科目でデータを再処理します。
    • No Import: データ統合のステージング表へのデータ・インポートをスキップします。
  • EXPORTMODEは、データをデータ統合にエクスポートする方法を決定します。使用可能なエクスポート・モードは次のとおりです
    • Merge: データ統合のステージング表のデータをビジネス・プロセスの既存のデータとマージします。
    • Accumulate: データ統合のステージング表のデータをビジネス・プロセスに追加します。

      このエクスポート・モードは、Planning、Planningモジュール、フリーフォーム、Sales PlanningおよびStrategic Workforce Planningにのみ適用されます。

    • Replace: ビジネス・プロセスのPOVデータを削除し、データ統合のステージング表のデータで置換します。データがクリアされる対象は、シナリオ、バージョン、年、期間およびエンティティ・ディメンションです。
    • No Export: データ統合からビジネス・プロセスへのデータのエクスポートをスキップします。
  • ATTACH_LOGSは、ログ・ファイルをzipに圧縮して、パイプライン実行に関連する通知に添付するかどうかを指定します。使用可能な値は、はいの場合はY、いいえの場合はNです。
  • SEND_MAIL: パイプラインの実行が完了したときに電子メールを送信するかどうかを指定します。使用可能な値は、Always、No (デフォルト)、On FailureおよびOn Successです。
  • SEND_TOは、電子メールを送信する電子メールIDのカンマ区切りリストです。

例

epmautomate runPipeline DAILYLOAD "STARTPERIOD=Jan-24" "ENDPERIOD=Jan-24" "IMPORTMODE=Replace" "EXPORTMODE=Merge" "SEND_MAIL=Always" "SEND_TO=John.Doe@example.com, Jane.Doe@example.com" "ATTACH_LOGS=Y"