setDailyMaintenanceStartTime

環境の日次メンテナンスを開始する時間(UTCまたは別のタイム・ゾーン)を設定します。環境のメンテナンスは、正時に開始する必要はありません。メンテナンスを開始する必要がある時間および分を設定できます。

このコマンドの使用が、バックアップを作成するOracleの要件を干渉しないように、日次メンテナンス・プロセスが過去36時間実行されなかった場合、このコマンドは開始時間を変更しません。

注:

ブラウザを使用して現在環境にログインしているサービス管理者に新しい日次メンテナンスの開始時間が表示されるのは、サインアウトしてからサインインした後のみです。

適用対象

Planning、Planningモジュール、フリーフォーム、Financial Consolidation and Close、Tax Reporting、Account Reconciliation、Profitability and Cost Management、Enterprise Profitability and Cost Management、Oracle Enterprise Data Management Cloud、Narrative Reporting、Sales PlanningおよびStrategic Workforce Planning。

必要な役割

サービス管理者、ユーザー(Oracle Enterprise Data Management Cloudのみ)、任意の事前定義済役割および移行 - 管理アプリケーション役割

使用方法

epmautomate setDailyMaintenanceStartTime StartTime。ここで、StartTimeは、メンテナンス・プロセスを開始する時間(24時間制を使用したHH:MM形式)およびオプションのタイム・ゾーンです。使用可能な開始時間の値の範囲は00:00から23:59です。開始時間をUTCで設定しない場合は、有効な標準タイム・ゾーンを指定します。たとえば、太平洋標準時午後2時35分の場合は、"14:35 America/Los_Angeles"です。

例

  • 日次メンテナンス開始をUTC午後2時20分に設定します:

    epmautomate setDailyMaintenanceStartTime 14:20

  • 日次メンテナンス開始を太平洋標準時の午後2時35分に設定します:

    epmautomate setDailyMaintenanceStartTime "14:35 America/Los Angeles"