EPM自動化を使用してサインインするには、Oracle Enterprise Performance Management Cloud資格証明を使用します。SSO資格証明を使用してサインインすることはできません。
すべてのEPM Cloudユーザーは、自分のアイデンティティ・ドメイン資格証明を使用し、EPM自動化を使用して環境に接続できます。ユーザーに割り当てられている事前定義済役割とアプリケーション役割によって、ユーザーが実行できるコマンドが決まります。
また、コマンドの中には、サービス管理者の役割のみで実行できるものと、アイデンティティ・ドメイン管理者の役割も実行に必要になるものがあります。
デバッグ・ログ・ファイルの生成
EPM自動化の実行中に発生した問題をトラブルシューティングするために、Oracleサポートは、セッションのデバッグ・ログ・ファイルの提供をお願いしています。EPM自動化では、-d
オプションにより、デバッグ・メッセージが生成されますが、これは>
ディレクティブを使用してファイルにリダイレクトできます。デバッグ・ファイルは、1つのコマンド、バッチ実行ファイルまたは複数のコマンドを含むスクリプトに対して作成できます。
使用方法: epmautomate command [command_parameters] -d > log_file 2>&1
Windowsの例: epmautomate downloadfile "Artifact Snapshot" -d > C:\logs\download_log.txt 2>&1
Linuxの例: epmautomate.sh downloadfile "Artifact Snapshot" -d > ./logs/download_log 2>&1