Windows

EPM自動化を実行する前に、EPM自動化を実行する予定のコンピュータから環境にアクセスできることを確認します。

EPM自動化では、ユーザー情報を含む.prefsファイルとログ・ファイルが現在のディレクトリに作成されます。Windowsコンピュータ上では、.prefsファイルの内容は、そのファイルを作成したユーザーおよびWindows管理者にのみ表示されます。Linux、UNIXおよびmacOSX環境では、.prefsファイルは、所有者のみにこのファイルへの読取りおよび書込みを許可する権限600を使用して生成されます。

EPM自動化の実行元であるWindowsディレクトリの書込み権限がない場合、EPM自動化により、Windows環境にFileNotFoundException: .prefs (アクセスが拒否されました)エラーが表示されます。このエラーを解決するには、現在のユーザーのWindowsアカウントに、EPM自動化の実行元のディレクトリに対する読取り/書込みアクセスがあることを確認してください。さらに、このユーザーには、ファイルのアクセス元(たとえば、uploadFileコマンドの実行時)または書込み元(たとえば、downloadFileコマンドの実行時)のその他のディレクトリに対する適切なアクセス権も必要です。

注:

名前に&が含まれるフォルダ(C:\Oracle\A&Bなど)からEPM自動化を実行することはできません。

EPM自動化をWindowsクライアントで実行するには:

  1. 「スタート」「すべてのプログラム」「EPM自動化」「EPM自動化の起動」の順にクリックします。EPM自動化コマンドのプロンプトが表示されます。
  2. オプション: EPM自動化を使用して操作を実行するディレクトリにナビゲートします。
  3. オプション: パスワード暗号化ファイルを生成します。パスワード暗号化ファイルを使用し、暗号化されたパスワードを渡してセッションを開始します。
    epmautomate encrypt P@ssword1 myKey C:/mySecuredir/password.epw
  4. サービス管理者としてセッションを開始します。次のようなコマンドを使用します。
    • 暗号化されていないパスワードの使用:

      epmautomate login serviceAdmin P@ssword1 
      https://test-cloudpln.pbcs_us1.oraclecloud.com
    • 暗号化されたパスワードの使用:

      epmautomate login serviceAdmin C:\mySecuredir\password.epw 
      https://test-cloudpln.pbcs_us1.oraclecloud.com
  5. 完了するタスクを実行するためのコマンドを入力します。

    コマンドの実行ステータスの詳細は、終了コードを参照してください。

  6. 環境からサインアウトします。次のコマンドを使用します。
    epmautomate logout