オンデマンド・レプリケーションの設定

RPOを短縮するために、プライマリ環境のオンデマンド・スナップショットを作成してから、セカンダリ環境にコピーできます。

たとえば、EPM自動化スクリプトを作成して、日次レプリケーションの間に6時間おきに実行するようにスケジュール設定すると、RPOを24時間から6時間に短縮できます。

注:

オンデマンド・スナップショットの作成中に、プライマリ環境は数分間読取り専用モードになります。

オンデマンド・レプリケーションを設定するには:

  1. EPM自動化の次のコマンドを含むスクリプト・ファイルを作成します。このスクリプトは、プライマリ環境のアプリケーション・スナップショットをセカンダリ環境にレプリケートします。

    注:

    ユーザー名、パスワード・ファイル、アイデンティティ・ドメイン名およびサービスURLを変更してください。暗号化されたパスワード・ファイルの作成方法の詳細は、encryptコマンドを参照してください。
    REM Sign in to the primary instance
epmautomate login serviceAdmin primaryPassword.epw primary_URL primaryDomain
REM Create a snapshot and then sign out
epmautomate exportsnapshot "Artifact Snapshot"
epmautomate logout
REM Sign in to the secondary instance
epmautomate login serviceAdmin secondaryPassword.epw secondary_URL secondaryDomain
REM Copy the snapshot from the primary instance
epmautomate copysnapshotfrominstance "Artifact Snapshot" primaryPassword.epw primary_URL primaryDomain
REM Sign out of the secondary instance
epmautomate logout
  2. スケジューラ(Windowsタスク・スケジューラなど)を使用して、望ましいRPOを実現するために必要に応じてスクリプト・ファイルの実行をスケジュール設定します。