日次レプリケーションの設定

環境をレプリケートするには、EPM自動化を使用して、日次メンテナンス中に作成したアーティファクト・スナップショットをプライマリ環境からセカンダリ環境にコピーします。

各環境では、ルーチン・メンテナンスが毎日実行されています。このサービス・メンテナンスでは、サービス環境のコンテンツ(アイデンティティ・ドメインのユーザーと役割の割当てを含む既存のデータとアーティファクト)がバックアップされ、メンテナンス・スナップショットが作成されます。

日次サービス・レプリケーションを設定するには:

  1. EPM自動化の次のコマンドを含むスクリプト・ファイルを作成します。このスクリプトは、プライマリ環境のアプリケーション・スナップショットをセカンダリ環境にレプリケートします。

    注:

    ユーザー名、パスワード・ファイル、アイデンティティ・ドメイン名およびサービスURLを変更してください。暗号化されたパスワード・ファイルの作成方法の詳細は、encryptコマンドを参照してください。
    REM Sign in to the secondary instance
    epmautomate login serviceAdmin secondaryPassword.epw secondary_URL secondaryDomain
    REM Delete the existing artifact snapshot
    epmautomate deletefile "Artifact Snapshot"
    REM Copy the snapshot from the primary instance
    epmautomate copysnapshotfrominstance "Artifact Snapshot" primaryPassword.epw primary_URL primaryDomain
    REM Sign out of the secondary instance
    epmautomate logout
  2. スケジューラ(Windowsタスク・スケジューラなど)を使用し、メンテナンス・ウィンドウが開始してから2時間後にスクリプト・ファイルが実行するようにスケジュール設定します。
  3. プライマリ環境とセカンダリ環境の両方でメンテナンス・ウィンドウの開始時刻を同じに設定します。詳細は、Oracle Enterprise Performance Management Cloud管理者スタート・ガイドサービス・メンテナンス時間の設定を参照してください。