この項のスクリプトは、環境のユーザーおよび事前定義済役割割当てを別の環境に移行する際に役立ちます。
スクリプトについて
2つの異なるスクリプトを使用します。1つはユーザーをアイデンティティ・ドメインにレプリケートし、もう1つはユーザーの事前定義済役割割当てをレプリケートします。これらのスクリプトを実行する順序は次のとおりです:
replicateusers
)を実行し、すべてのユーザーがターゲット・アイデンティティ・ドメインに作成されたことを確認します。このスクリプトを実行するユーザーには、両方の環境のアイデンティティ・ドメイン管理者とサービス管理者の役割が必要です。replicatepredefinedroles
)を実行します。注:
スクリプトの実行
必要なスクリプトおよびバッチ・ファイルの作成の詳細は、次のトピックを参照してください:Windowsでのステップ
replicateusers.bat
、replicateusers.ps1
、replicatepredefinedroles.bat
およびreplicatepredefinedroles.ps1
を作成し、書込み権限と実行権限を持つローカル・ディレクトリに保存します。replicateusers.bat
を実行すると、replicateusers.ps1
が実行されます。レプリケートされたユーザーに割り当てるデフォルトのパスワードを、次のようにコマンドライン・パラメータとして指定します:
replicateusers.bat Pwd_for_users
パスワードに特殊文字が含まれている場合は、適切なエスケープ文字を使用してください。特殊文字の処理を参照してください。
replicatepredefinedroles.bat
を実行して、ソース環境にあるものと同じ役割割当てを作成します。Linux/UNIXでのステップ
replicateusers.sh
およびreplicatepredefinedroles.sh
スクリプトを作成し、書込み権限と実行権限を持つローカル・ディレクトリに保存します。replicateusers.sh
およびreplicatepredefinedroles.sh
を更新します。replicateusers.sh
を実行します。レプリケートされたユーザーに割り当てるデフォルトのパスワードを、次のようにコマンドライン・パラメータとして指定します:
./replicateusers.sh Pwd_for_users
パスワードに特殊文字が含まれている場合は、適切なエスケープ文字を使用してください。特殊文字の処理を参照してください。
replicatepredefinedroles.sh
スクリプトを実行して、ソース環境にあるものと同じ役割割当てを作成します。