これらのスクリプトを使用して、Oracle Enterprise Performance Management Cloud環境が2週間のテスト・サイクルを使用して四半期ベースで更新されるように、更新をスキップするセルフサービス・ソリューションを作成します。この場合、本番環境はテスト環境の2週間後に更新されます。
必要に応じて、このスクリプトは、2か月ごとに更新をスキップするのにも使用できます。デフォルトでは、EPM Cloudは環境に対して月次更新を適用します。skipUpdateコマンドを使用して、環境に対する月次更新の適用をスキップしたり、現在の更新のスキップ要求を表示します。この項に含まれるスクリプトを使用して、skipUpdate
コマンドの手動実行を自動化できます。これらのスクリプトは、更新が四半期または2か月ごとに適用されるよう、更新のスキップ・プロセスを自動化します。
Note:
スクリプトの実行
input.properties
ファイルを作成し、環境の情報を使用して更新します。ファイルをローカル・ディレクトリに保存します。このファイルのコンテンツは、オペレーティング・システムによって異なります。
このディレクトリの書込み権限があることを確認してください。Windowsの場合、スクリプトを実行できるよう、「管理者として実行」オプションを使用してPowerShellを開始する必要があります。
skip_update.ps1
(Windows PowerShell)またはskip_update.sh
(Linux/UNIX) Bashスクリプトを作成し、input.properties
があるディレクトリに保存します。./skip_update.sh
を実行します。skip_update.ps1
を実行します。