手動データベース・アクセスの制御

デフォルトでは、オラクルは、Oracle Fusion Cloud Enterprise Performance Management環境およびOracle Fusion Cloud Enterprise Data Management環境が応答しないためにその環境を調査してリストアするためのサービス・リクエストを顧客が送信していない緊急状況において、その環境のデータベースへの手動アクセスが許可されています。

setManualDataAccess EPM自動化コマンドを使用して手動データ・アクセスを取り消すことによって、このような手動データベース・アクセスを防ぐことができます。このアクセスが取り消された場合、オラクル社は、setManualDataAccessコマンドを使用した明示的な権限(手動アクセスの許可)なしでは、どのような状況でも表領域に対してSQLコマンドを実行できません。これにより、データへの不正なアクセスを許可しないという要件を満たすことができます。