サービス管理者は、ナビゲーション・フローと呼ばれるサブスクリプション間の接続を設定して、ユーザーがOracle Enterprise Performance Management Cloud環境間を移動し、複数の環境間で統合されたビジネス・プロセス・フローを作成できるようにすることができます。
環境間ナビゲーション・フローにより、複数のEPM Cloud環境のユーザーは、1つの環境にサインインし、その後は追加の認証プロセスを経ることなく、他の環境にシームレスに移動できます。サービス管理者は、様々な環境のアーティファクトをマッシュアップし、ユーザー向けに単一の統合ビジネス・プロセス・フローを作成できます。クラスタ、カードおよびタブを単一のフローにまとめることができます。これらのカードおよびタブには、様々なアプリケーションのフォーム、レポート・ダッシュボードを含められます。
EPM Cloudでのワークフローのカスタマイズの概要は、このビデオをご覧ください。
考慮事項
すべてのEPM Cloud環境は、これらのソース接続からアクセスできます。サブスクリプション間の接続は、同じサービス・タイプの環境間で作成できます。環境が同じデータ・センター内の同じアイデンティティ・ドメイン内にある接続のみがサポートされます。
注:
同じデータ・センター内の異なるアイデンティティ・ドメインを使用する環境間の接続は、現在サポートされていません。
アプリケーションは同じバージョンである必要があります。たとえば、19.09のPlanningアプリケーションと19.08のFinancial Consolidation and Closeアプリケーション間の接続は設定できません。