ナビゲーション・フローの管理

サービス管理者は、ナビゲーション・フローと呼ばれるサブスクリプション間の接続を設定して、ユーザーがOracle Fusion Cloud Enterprise Performance Management環境間を移動し、複数の環境間で統合されたビジネス・プロセス・フローを作成できるようにすることができます。

ナビゲーション・フローにより、複数のCloud EPM環境のユーザーは、1つの環境にサインインし、その後は追加の認証プロセスを経ることなく、他の環境にシームレスに移動できます。サービス管理者は、様々な環境のアーティファクトをマッシュアップし、ユーザー向けに単一の統合ビジネス・プロセス・フローを作成できます。クラスタ、カードおよびタブを単一のフローにまとめることができます。これらのカードおよびタブには、様々なアプリケーションのフォーム、レポート・ダッシュボードを含められます。

Cloud EPMでのワークフローのカスタマイズの概要は、このビデオをご覧ください。

ビデオ・アイコン 概要ビデオ

考慮事項

  • ナビゲーション・フローは、次のビジネス・プロセスでのみ作成できます:
    • Planning
    • Planningモジュール
    • Financial Consolidation and Close
    • Tax Reporting
    • Enterprise Profitability and Cost Management
  • すべてのCloud EPM環境は、これらのソース接続からアクセスできます。ナビゲーション・フローは、同じサービス・タイプの環境間で作成できます。環境が同じデータ・センター内の同じアイデンティティ・ドメイン内にある接続のみがサポートされます。

    注:

    • 同じデータ・センター内の異なるアイデンティティ・ドメインを使用する環境間の接続は、現在サポートされていません。

    • アプリケーションは同じバージョンである必要があります。たとえば、25.01のPlanningアプリケーションと24.12のFinancial Consolidation and Closeアプリケーションの間の接続は設定できません。

    • ナビゲーション・フローでカスタム(バニティ) URLを使用することはできません。
ナビゲーション・フローの設定および使用の詳細は、ナビゲーション・フローを構成するソース・サービスの管理ガイドを参照してください。トラブルシューティングの詳細は、オペレーション・ガイドCloud EPMの接続問題の処理を参照してください。