ナビゲーション・フローの管理

サービス管理者は、ナビゲーション・フローと呼ばれるサブスクリプション間の接続を設定して、ユーザーがOracle Enterprise Performance Management Cloud環境間を移動し、複数の環境間で統合されたビジネス・プロセス・フローを作成できるようにすることができます。

環境間ナビゲーション・フローにより、複数のEPM Cloud環境のユーザーは、1つの環境にサインインし、その後は追加の認証プロセスを経ることなく、他の環境にシームレスに移動できます。サービス管理者は、様々な環境のアーティファクトをマッシュアップし、ユーザー向けに単一の統合ビジネス・プロセス・フローを作成できます。クラスタ、カードおよびタブを単一のフローにまとめることができます。これらのカードおよびタブには、様々なアプリケーションのフォーム、レポート・ダッシュボードを含められます。

EPM Cloudでのワークフローのカスタマイズの概要は、このビデオをご覧ください。

ビデオ・アイコン 概要ビデオ

考慮事項

  • サブスクリプション間の接続は、次のサービスでのみ作成できます。
    • Planning
    • Planningモジュール
    • Financial Consolidation and Close
    • Tax Reporting
    • Enterprise Profitability and Cost Management
  • すべてのEPM Cloud環境は、これらのソース接続からアクセスできます。サブスクリプション間の接続は、同じサービス・タイプの環境間で作成できます。環境が同じデータ・センター内の同じアイデンティティ・ドメイン内にある接続のみがサポートされます。

    注:

    • 同じデータ・センター内の異なるアイデンティティ・ドメインを使用する環境間の接続は、現在サポートされていません。

    • アプリケーションは同じバージョンである必要があります。たとえば、19.09のPlanningアプリケーションと19.08のFinancial Consolidation and Closeアプリケーション間の接続は設定できません。

    • サブスクリプション間の接続でカスタム(バニティ) URLを使用することはできません。
環境間ナビゲーションの設定および使用の詳細は、ナビゲーション・フローのリンクを構成するソース・サービスの管理ガイドを参照してください。トラブルシューティングの詳細は、Oracle Enterprise Performance Management Cloudオペレーション・ガイドEPM Cloud接続問題の処理を参照してください。