アクティビティ・レポートの使用

アクティビティ・レポートを使用すると、サービス管理者はアプリケーションの使用状況を把握できます。また、ユーザー・リクエスト、計算スクリプト、フォーム、レポートなどを特定することにより、アプリケーションの設計を合理化するのにも役立ちます。HTMLバージョンとJSONバージョンの2つのバージョンのレポートを使用できます。

Oracle Enterprise Performance Management Cloudでは、過去60日間のアクティビティ・レポートのみが保持されます。過去のトレンドについて分析するために、ダウンロードしてローカル・コンピュータにバックアップ・コピーを作成することをお薦めします。

アクティビティ・レポートは、次の3つの状況で自動的に生成されます:

  • サービスの日次メンテナンス中に毎日
  • フィードバックの提供の送信資料を送信するたび
  • resetService EPM自動化コマンドを実行して環境を再起動するたび

フィードバックの提供ユーティリティを使用してユーザーがフィードバックを送信するたびに、EPM Cloudは追加のアクティビティ・レポートを生成します。さらに、このレポートには、スクリーンショットや問題の説明など、ユーザーが送信した情報が表示されます。

注:

  • JSONバージョンのアクティビティ・レポートは、サービスからアクセスできません。downloadFile EPM自動化コマンドを使用してダウンロードしてください。
  • Narrative Reportingアクティビティ・レポートが生成され、Narrative Reportingサーバーに格納されます。アクティビティ・レポートは、Narrative Reportingの画面からはアクセスできませんが、downloadFile EPM自動化コマンドを使用してダウンロードできます。

システム監査ログ(CSVファイル)を生成して、一定期間にわたるサービスの変更を確認できます。詳細は、Narrative Reportingの管理監査の実行を参照してください。

アクティビティ・レポートのナビゲート

関連する情報にすばやくアクセスするには、次のいずれかのタブを選択します:

  • ユーザー・インタフェース: サービスにアクセスしたユーザーに関する情報。
  • 時間ごと: ユーザー・インタフェースのリクエストとレスポンスおよびEssbase操作に関するものを含む、時間ごとのメトリック。
  • ランタイム: 補足データ・マネージャのアクティブ・データ収集期間やオープンAccount Reconciliationなどの、環境内のアプリケーションのランタイム・メトリック。
  • アプリケーション: タスク・マネージャの組織ユニットやEssbase ASOキューブなどのアプリケーション設計メトリック。
  • 操作: 日次メンテナンス所要時間(分単位)などの操作メトリック。
  • 使用状況: 最もアクティブなユーザーおよび最もアクティブでないユーザーによる使用状況。

詳細は、次を参照してください アクティビティ・レポートの内容