Oracle Cloudコンソール(IAM)へのアクセス

Oracle Cloud Infrastructure Identity and Access Management (OCI IAM)はOracle Identity Cloud Service (IDCS)の機能をマージし、Oracle Cloudのアクセス制御プレーンです。

Oracle Cloudコンソール(IAM)へのアクセスに多要素認証(MFA)を使用するには、OCI IAMにアカウント管理者およびアイデンティティ・ドメイン管理者が必要です。IAMサービスでMFAが有効な場合、ユーザーがOracle Cloud Infrastructureにサインインすると、最初の要素(ユーザーが知っているもの)であるユーザー名およびパスワードの入力を求められます。ユーザーは次に、登録済MFAデバイスから2番目の検証コードの入力を求められます。これは2番目の要素です(ユーザーが持っているもの)。2つの要素がともに機能し、ユーザーのアイデンティティを検証するためにセキュリティの追加のレイヤーが要求され、サインイン・プロセスが完了します。

オーセンティケータ・アプリケーションのインストール

MFAを使用してセキュアな検証を有効にする前に、サポートされているオーセンティケータ・アプリケーションをモバイル・デバイスにインストールします。オーセンティケータ・アプリケーションの例には、Oracle Mobile AuthenticatorおよびGoogle Authenticatorがあります。デバイスを登録するためにアプリケーションを使用し、サインインするたびに時間ベースのワンタイム・パスコード(TOTP)を生成するために(同じデバイス上で)同じアプリケーションを使用します。

Oracle Cloudコンソール(IAM)へのアクセス

次の手順に従って、Oracle Cloudコンソール(IAM)にアクセスします:

  1. ブラウザを使用してhttps://www.oracle.com/cloud/sign-in.htmlに移動します

    クラウド・アカウント名が表示されない場合は、クラウド・アカウント名を使用してサインインのリンクをクリックします。

  2. クラウド・アカウント名を入力します。これは、初めてOracle Enterprise Performance Management Cloudアカウントにサイン・アップしたときに選択した名前です。「次」をクリックします。
  3. クラウド・アカウントのサインイン・ページで、ユーザー名とパスワードを入力し、「サイン・イン」をクリックします。
    マイ・サービスOCIへのサインイン
  4. ナビゲーション・ドロワーで、「ユーザー」アイデンティティ(プライマリ)の順にクリックし、「ユーザー管理」タブを開きます。
    OCIのマイ・サービス・ページ
  5. 「ユーザー」タブで、リンク「ここをクリックしてください」をクリックし、Oracle Cloudコンソール(IAM)を開きます。
    ユーザー画面

    Note:

    このメッセージにより、OCI IAMを使用していることが確認されます。このリンクをブックマークすると、Oracle Cloudコンソール(IAM)を直接開くことができます。
  6. 「セキュアな検証の有効化」をクリックします。
    MFAサインイン

  7. 「モバイル・アプリ」をクリックします。モバイル・アプリケーションをダウンロードして構成します。
    MFAサインイン
  8. IAMサービスによって生成されてコンソールに表示されているQRコードをスキャンします。

    モバイル・デバイスがIAMサービスに登録され、アカウントがMFAに対して有効になりました。Oracle Cloudコンソール(IAM)にサインインすると、モバイル・デバイスに通知が送信されます。アプリケーションで通知を開き、「許可」をタップして続行します。