アイデンティティ・ドメイン管理者サービス管理者の作成

アカウント管理者は、アイデンティティ・ドメイン管理者およびサービス管理者を作成することで、設定および構成アクティビティを委任できます。

アイデンティティ・ドメイン管理者Oracle Enterprise Performance Management Cloudの機能役割ではありません。ユーザーに対してビジネス・プロセスの操作を許可しません。ビジネス・プロセスにアクセスして操作するには、ユーザーに4つの機能役割のいずれかを付与する必要があります。これらの役割の詳細は、事前定義済役割の理解を参照してください。

サービス管理者は、EPM Cloudの最も強力な機能役割です。この役割を持つユーザーは、Oracle Cloud Identity Console (OCIのみ)またはOracle Cloudコンソール(IAM) (OCIのみ)およびマイ・サービス(OCIおよびクラシック)にアクセスして、EPM Cloudユーザーを表示し、自分がサービス管理者である環境のユーザーの事前定義済役割を管理できます。ただし、ユーザーを作成することはできません。

EPM Cloud環境を構成および管理するアカウント管理者を支援するユーザーに対して、これらの役割の組合せを付与できます。

Oracle Cloud Identity Consoleを使用するOCIのお客様

アイデンティティ・ドメイン管理者サービス管理者を作成するには:

  1. マイ・サービス(OCI)アカウント管理者またはアイデンティティ・ドメイン管理者としてアクセスします。マイ・サービス(OCI)へのアクセスを参照してください。
  2. ナビゲーション・ドロワーで、「ユーザー」アイデンティティ(プライマリ)の順にクリックします。
  3. 「追加」をクリックします。
  4. 「ユーザーの詳細」で、必要なユーザー情報を入力し、「次」をクリックします。
  5. サービス・アクセスで、割り当てる1つ以上の役割を選択します:
    • Identity Cloudアイデンティティ・ドメイン管理者を選択します。
    • 各サービス・インスタンスに対して「サービス管理者」役割を選択します。
    「ユーザーの追加」画面
  6. 「終了」をクリックします。

Oracle Cloudコンソール(IAM)を使用するOCIのお客様

アイデンティティ・ドメイン管理者を作成するには:

  1. アカウント管理者としてOracle Cloudコンソール(IAM)にアクセスします。Oracle Cloudコンソール(IAM)へのアクセスを参照してください。
  2. 「アイデンティティ・ドメイン」の下にある「セキュリティ」をクリックします。
  3. 「セキュリティ」の下にある「管理者」をクリックします。
    「ユーザーの追加」画面
  4. 「アイデンティティ・ドメイン管理者」で、「ユーザーの追加」をクリックします。
  5. アイデンティティ・ドメイン管理者の追加で、アイデンティティ管理者の役割を割り当てるユーザーを選択して、「ユーザーの追加」をクリックします。

    新しいユーザーが、アイデンティティ・ドメイン管理者としてリストされるようになります。