Oracle Cloud Infrastructure
Oracle Cloud Infrastructure (OCI)は、可用性の高いコンピューティング能力とインフラストラクチャをOracle Enterprise Performance Management Cloudに提供します。
新しいEPM Cloudサブスクリプションを購入すると、アプリケーション環境をプロビジョニングおよび保守するためのOCIのテナンシが提供されます。オーダーのアクティブ化プロセス中にテナンシを作成でき、すでにテナンシがある場合は、既存のテナンシにサブスクリプションを割り当てることができます。サブスクリプションを割り当てたら、アプリケーションを実行する環境を作成するための準備が整います。
新しいEPM Cloudサブスクリプションは、セキュリティを設定および管理するためにOCI Identity and Access Management (IAM)サービスを使用するOCIでサポートされます。OCIは、Oracle Fusion Cloud EPM Gen 2またはOCI (Gen 2)と呼ばれることもあります。
Oracle Cloud Classic
Oracle Cloud ClassicはOCIの前身です。EPM Cloudの一部のお客様は、Oracle Cloud Classicでサポートされます。
マイ・サービス
マイ・サービスは、EPM Cloud環境および関連メトリックをモニターするために使用されるクラウド・ポータルです。Oracle Cloud Classicポータルはマイ・サービス(クラシック)、OCIポータルはマイ・サービス(OCI)と呼ばれます。「マイ・サービス」ダッシュボードは、EPM Cloudサービスを管理するための出発点です。ここから、EPM Cloudサービスの表示およびアクセスを行い、請求およびサービスの使用状況をモニターできます。
Identity and Access Management (IAM)
IAMは、OCIリソースの認証と認可を提供するサービスです。IAMの概要を参照してください。ユーザー、グループおよびポリシーを作成して、インフラストラクチャやプラットフォームの詳細を心配したり、設定することなくアプリケーション環境を管理するときに、IAMサービスとやり取りします。これは、Oracle Cloudコンソール(IAM)を使用して行われます。
アプリケーション環境管理
アプリケーション環境管理は、EPM CloudおよびOracle Enterprise Data Management Cloud環境のライフサイクル全体を管理するためのセルフサービス機能を提供する、完全に統合された革新的なOCIサービスです。アプリケーション環境管理の概要を参照してください。これは、マイ・サービス(OCI)に代わるものであり、Oracle Cloudコンソール(IAM)と統合されています。主な機能には、次のものがあります:
アプリケーション環境管理は現在、英国政府機関のOCIリージョンでのみ使用可能です。今後、すべてのユーザーがアプリケーション環境管理ポータルにアクセスできるようになる予定です。
クラウド・アカウント名
EPM Cloudサブスクリプションを管理するアカウントの名前。このアカウントは、サブスクリプションをアクティブ化するときに設定されます。多数のサブスクリプションを1つのクラウド・アカウントにアクティブ化できます。
アイデンティティ・ドメイン
アイデンティティ・ドメイン管理者がEPM Cloudユーザーおよびセキュリティを作成および管理する共有アイデンティティ管理インフラストラクチャの一部です。多数のEPM CloudおよびOracle Enterprise Data Management Cloudサブスクリプションを、同じアイデンティティ・ドメインを使用するようにアクティブ化できます。