Oracle Cloudコンソールのお知らせは、サービス・ステータスに関する重要な更新を通知するものです。現在および過去のお知らせのリストを表示できます。電子メールまたは他の配信方法でお知らせを受信するには、テナンシ管理者の電子メール・プリファレンスを管理するか、お知らせのサブスクリプションを設定します。この項の内容:
お知らせの有効化
デフォルトでは、クラウド・アカウント管理者とアイデンティティ・ドメイン管理者のみがお知らせを表示できます。個々の環境のサービス管理者には、それらを表示するための適切なポリシーを割り当てる必要があります。
マイ・サービスからOracle Cloudコンソールに移行された環境については、サービス管理者が<service_name>_Console_Upgrade_Service_Admin_Groupに追加され、<service_name>_Console_Upgrade_Service_Admin_Group_Policyがこのグループに自動的に割り当てられます。このことにより、お知らせを表示するために必要な権限が付与されます。たとえば、<service_name>はPlanningである場合があります。
新しく作成された環境については、アイデンティティ・ドメイン管理者が、特定のポリシーに関連付けられたグループにサービス管理者を追加することによって、これらのポリシーを割り当てることができます。お知らせを有効にするには:
Note:
GROUP_NAME
は必ず、ポリシーを適用するグループの名前に置き換えてくださいAllow group <identity-domain-name>/GROUP_NAME to read announcements in tenancy
Allow group <identity-domain-name/GROUP_NAME to manage announcement-subscriptions in tenancy Allow group <identity-domain-name/GROUP_NAME to manage ons-topics in tenancy
お知らせの表示
お知らせが有効になったら、ルート・コンパートメントを含め、特定のコンパートメントについてどのようなお知らせがあるかを確認するときに、すべてのお知らせのリストを表示できます。
お知らせを表示するには:
お知らせのサブスクリプションの作成
関連するお知らせのみを受信するには、お知らせのサブスクリプションを作成します。これを使用すると、フィルタを設定して、お知らせがサブスクライバに送信される前に満たす必要がある条件を定義できます。お知らせのサブスクリプションを作成するときには、フィルタされたお知らせを公開するための通信チャネルとして機能する、Oracle Cloud Infrastructureの通知トピックも定義します。通知トピックは、メッセージをそのサブスクリプションに送信するための通信チャネルです。トピックには、メッセージがトピックに公開されるたびに通知を受け取るサブスクリプションを0、1または複数個設定できます。その後、通知トピックで構成された配信エンドポイントで、必要に応じて自分および他の受信者にお知らせが届きます。
マイ・サービスからOracle Cloudコンソールに移行された環境については、サービス管理者がmigrated_announcement_subscription_<servicename>_*サブスクリプションに自動的に追加されます(<service_name>はPlanningやAccount Reconciliationなどのビジネス・プロセスを指し、*
はサブスクリプションの連続番号です)。それぞれのサブスクリプションに最大10個のエンドポイント(電子メール・アドレスなど)を設定できます。
新しいお知らせのサブスクリプションを作成するには:
Note:
1つのフィルタ・グループ内に特定のフィルタ・タイプを複数含めることはできません。別のフィルタをフィルタ・グループに追加するには、次のようにします。必要に応じて、「+ 別のフィルタ」を選択してフィルタをさらに追加します。リソースOCIDに基づくフィルタを同じグループの他のフィルタ・タイプと組み合せることはできません。