拡張スキルへのカスタム・ディメンションの追加

重要な構成タスクは、拡張されたFinancial Consolidation and Close、Tax Reporting、PlanningまたはPlanningモジュール・スキルが、EPM Financial Consolidation and Close、Tax Reporting、PlanningまたはPlanningモジュール環境と同じディメンションを持つようにすることです。

EPMデジタル・アシスタントには、サンプル・アプリケーションに含まれているConsolidation and Close、Tax Reporting、PlanningまたはPlanningモジュール・ディメンションが事前移入されています。構成時に、事前移入されたディメンションのメンバーを追加することもできます。アプリケーション値リスト・エンティティのインポートを参照してください。

Consolidation and Close、Tax Reporting、PlanningまたはPlanningモジュールには最大4つのカスタム・ディメンションを追加できるため、EPMデジタル・アシスタントを設定するときに、拡張されたConsolidation and CloseTax ReportingPlanningまたはPlanningモジュール・スキルにそれらのカスタム・ディメンションを追加する必要があります。

Note:

拡張スキルに追加するカスタム・ディメンションとそのメンバーの名前は、Consolidation and Close、Tax Reporting、PlanningまたはPlanningモジュール環境で使用する名前と一致する必要があります。

「エンティティ」という用語を使用する際の相違の理解

Consolidation and CloseおよびTax Reportingの顧客は、Consolidation and CloseまたはTax Reportingで使用される「エンティティ」という用語が、会社内の組織階層を表す主要な連結コンポーネントであるディメンションを表すことに注意する必要があります。これは、Oracle Digital Assistantでの用語「エンティティ」の使用方法と異なります。

Oracle Digital Assistantでは、エンティティは、スキルを使用してタスクを履行できるユーザー入力から主要情報を識別する変数です。エンティティにより、コンテキストが追加され、インテントを十分に説明するのに役立ち、EPMデジタル・アシスタントはユーザー・リクエストを完了できます。