CSVファイルにインポートするためのアプリケーション・エンティティの準備

アプリケーション・エンティティを準備するには、Oracle Digital Assistantのボット・ビルダーでエンティティを1つずつ作成するかわりに、csvファイルを作成できます。csvファイルを使用して、アプリケーション・エンティティ定義のセット全体を作成します。csvファイルは、entity、en:valueおよびen:synonymsの3つの列に分類されます。

Note:

ファイルを作成する便利な方法は、最初に既存のエンティティをファイルにエクスポートして形式を確認してから、ターゲット・アプリケーションと一致するようにそのファイルを編集することです。

  • ファイル形式はcsvです

  • すべてのエンティティとその値を単一のファイルに格納できます

  • すべての行に、エンティティのすべてのメンバーに対して繰り返されるDIM_ENTITY名があります。

  • シノニムはカンマで区切る必要があります。次に例を示します:

    • entity,en:value,en:synonyms

    • DIM_ACCOUNT,FCCS_System Account,System Account

      '
    • DIM_ACCOUNT,FCCS_Total Assets,Total Assets,All Assets

  • ファイルを作成するために役立ついくつかのヒント:
    • Account Reconciliationの場合、それぞれのダイアログから期間、フィルタおよび照合をエクスポートし、ファイルをExcelで開くことができます。
      1. Excelで開き、「名前」以外のすべての列を削除します。
      2. 最初に列を追加し、期間にはAR_RECON_PERIOD、フィルタにはAR_FILTER_NAME、照合にはAR_RECON_IDという値を入力します。

        Note:

        プロファイル・カードからプロファイルをエクスポートして、すべての照合を取得できます。

        Note:

        Account Reconciliationの場合、同様の方法を使用してAccount Reconciliationのエンティティ用にファイルを生成する必要があります。Account Reconciliationにはフィルタまたは期間のシノニムは定義されていませんが、ODAエンティティに対してそれらを定義するように選択できます。
    • Consolidation and Close、Tax Reporting、PlanningまたはPlanningモジュールの場合、メタデータのエクスポート・オプションからすべてのディメンションをエクスポートし、ファイルをExcelで開くことができます。

      1. Excelで開き、「名前」列と別名列以外のすべての列を削除します。
      2. 最初に新しい列を追加し、DIM_ACCOUNT、DIM_SCENARIO、DIM_PERIODなどのODAエンティティ名を入力します。
      3. 複数の別名がある場合は、別の列を作成し、コロン(:)を区切り文字として使用してすべての別名値を連結します。
      4. 別の列に値のみを貼り付けるには、「コピー」および「形式を選択して貼り付け」を使用します。
      5. 個々の別名列および数式列をすべて削除し、ヘッダー行をエンティティ、値およびシノニムとして保持します。
      6. ファイルをcsvとして保存します。
    • ピリオド(.)または疑問符(?)で終わる別名値、値にコロン(:)が含まれている別名など、無効な文字は削除できます。

    • 各ODAエンティティをインポートするために個別のファイルを使用することも、すべての行をマージして単一のファイルを使用することもできます。