拡張とクローニングとは表面上は似ていますが、重要な相違と目的があります。この項ではこれらの相違について説明しますが、EPMデジタル・アシスタントでは拡張のみの使用をお薦めします。
スキルを拡張する場合:
拡張スキルには様々な追加や変更を加えることができますが、ベース・スキルに定義されているものは削除できません。
後でリベース(つまり、ベース・スキルからの更新を拡張スキルに適用)できます。拡張スキルに対して生成された内部トラッキングIDがベース・スキルのものと一致するため、拡張スキルに対するリベースが可能です。
拡張を使用するのは、スキルをカスタマイズして、後でベース・スキルからカスタマイズ・バージョンに改善機能や新機能を組み込むことができるようにする場合です。拡張できるのは、スキル・ストアからプルしたスキルおよびデジタル・アシスタントのみです。
スキルのクローンを作成する場合(EPMデジタル・アシスタントのスキルではお薦めしません):
スキルの完全に独立したコピーを作成します。
クローンに対して無制限に変更を加えることができます。
クローンは元のスキルとの関連付けをすべて失う(クローニングされたスキルのトラッキングIDは元のものと一致しない)ため、元のスキルの更新バージョンに後でリベースできません
Oracle Digital Assistantのスキルの拡張の詳細は、Oracle Digital Assistantのドキュメントを参照してください。