関数を使用したメンバーの割当

関数を使用してメンバーを動的に選択します。

関数の選択後、そのパラメータを編集できます。関数は2つの方法で作成します。

  • クイック選択関数の使用

  • 完全な関数ビルダーを使用した関数の選択とそのパラメータの指定

クイック選択関数を使用したメンバーの割当

クイック選択関数を使用してメンバーを割り当てるには:

  1. レポートをオープンし、グリッドを選択します。

  2. 次のいずれかを実行して、「メンバーの選択」ダイアログ・ボックスをオープンします。

    • グリッドでディメンションを右クリックし、「メンバーの選択」をクリックします。

    • グリッドのディメンションを選択し、ディメンション名付きの算式バーのメンバーの選択をクリックします。

  3. 「メンバーの選択」ダイアログ・ボックスで、メンバーの横にある関数をクリックして関数ビルダーをオープンします。

  4. リストからクイック関数を選択します。次のようなクイック関数があります。

    • Bottom

    • Children

    • Descendants

    • Parent

    • SameGeneration

    • SameLevel

    • Siblings

  5. オプション: 選択したメンバーを関数で含めるには、includeをクリックします。たとえば、Children of 500000では勘定科目500000の子メンバーのみが取得されますが、Children of 500000 (Inclusive)では、勘定科目500000のメンバーに加え、勘定科目500000自体が返されます。

選択した関数が「選択内容」パネルに追加されます。

完全な関数ビルダーを使用したメンバーの割当

完全な関数ビルダーを使用してメンバーを割り当てるには:

  1. レポートをオープンし、グリッドを選択します。

  2. 次のいずれかを実行して、「メンバーの選択」ダイアログ・ボックスをオープンします。

    • グリッドでディメンションを右クリックし、「メンバーの選択」をクリックします。

    • グリッドのディメンションを選択し、ディメンション名付きの算式バーのメンバーの選択をクリックします。

  3. 「メンバーの選択」ダイアログ・ボックスで、次の処理を実行します。

    • メンバーの横にある関数をクリックし、「すべての関数の表示」を選択して関数ビルダーをオープンします。

    • ダイアログ・ボックスの下部にある表示セレクタ・ドロップダウン・メニューで、「関数」を選択します。
  4. リストから関数を選択します。

  5. 「パラメータ」ペインに関数のパラメータを入力します。パラメータは、選択した関数のタイプによって異なります。たとえば、Range関数の場合は、「開始」および「終了」のメンバーを指定します。

  6. 「パラメータ」ペインで、「選択」をクリックして「選択内容」パネルに関数を追加します。

    ヒント:

    関数に複数のパラメータ・フィールドがある場合は、「選択」ボタンを表示するために下にスクロールする必要がある場合があります。

選択した関数が「選択内容」パネルに追加されます。