AttributeValue

AttributeValue()テキスト関数は、リレーション表問合せから返された特定の属性名の値を返すために使用されます。この関数はリレーショナル表に有効です。

構文

AttributeValue("TableName", "AttributeName", row-reference,)

パラメータ

TableName - テキスト関数がリレーショナル表のテキスト・セルで使用されている場合、これはオプションのパラメータです。テキスト関数がテキスト・オブジェクトで使用されている場合、レポート内のリレーショナル表が1つのみであれば、表名パラメータはオプションであり、そうでなければ、表名パラメータは必須です。

AttributeName - これは属性名であり、必須パラメータです。この属性名は、リレーショナル表の列軸またはリレーショナル表のPOVにある属性名に対応している必要があります。

row-reference - これはオプションのパラメータです。row-referenceパラメータが指定されておらず、属性値テキスト関数がリレーショナル・グリッドのテキスト・セルに出現する場合は、リレーショナル表の'現在'の行が使用されます。属性値テキスト関数がテキスト・オブジェクトに出現し、属性名が列軸にある場合、row-referenceは必須です。row-referenceにはオフセットを含めることができます(例: 1(5)というrow-referenceは、行1の5番目のタプルの属性値を返します)。

Note:

  • 属性値関数が表名パラメータを持たず、テキスト・オブジェクトに出現し、リレーショナル表が複数ある場合は、検証エラーが発生します。
  • 属性名パラメータが列軸またはPOVにない場合、または集約関数(例: Count()、Max()など)内にのみ出現する場合は、検証エラーが発生します。

  • AttributeValue("Artifact Actions.User"): リレーショナル表の現在の行における指定の属性名の属性値、またはPOVにある指定の属性名の属性値を返します。
  • AttributeValue("Artifact Actions.User", 1(5)): リレーショナル表の5番目の行における指定の属性名の属性値を返します。属性名がPOVにある場合、この構文は有効ではありません。検証エラーが発生します。リレーショナル表の結果セットに5つの行がない場合は、空の文字列が返されます。
  • AttributeValue("Table 1", "Artifact Actions.User", 1(5)):
  • AttributeValue("Table 1", "Artifact Actions.User", 1(5)): 指定されたリレーショナル表の5番目の行における指定の属性名の属性値を返します。属性名がPOVにある場合、この構文は有効ではありません。検証エラーが発生します。リレーショナル表の結果セットに5つの行がない場合は、空の文字列が返されます。