URLリンクを定義する際は、ソース・レポートの視点(POV)をターゲットに渡すオプションがあります。
POVを渡すように選択すると、次の条件が適用されます。
POVコンテキストは、ターゲット・レポート・データ・ソース内に存在するディメンションについて、ターゲット・レポートのグローバルPOVに渡されます。
ソース・レポートのPOVコンテキストには、POVおよびセル・メンバー選択が含まれます。
ターゲット・レポートのローカルPOVは、コンテンツへのドリルでは更新されません
ソースとターゲットのレポート・データ・ソースが異なる場合は、ソースに存在するPOVディメンション(および選択されたメンバー)のみがターゲット・レポートに渡されます。
ソース・レポートからのディメンションがターゲット・レポートのグローバルPOVにない場合、渡されたPOV選択は使用されません。
ソース・レポート・ディメンションが存在しても、渡されたPOVメンバーが存在しない場合は、無効なメンバー検証を示すメッセージが表示され、レポート結果は表示されません。
POVメンバー選択がターゲット・レポート定義に定義されているとおり有効かどうかに関係なく、渡されたPOVコンテキストはターゲット・レポートPOVに適用されます。たとえば、ソース・ターゲットのPOVコンテキストに"通貨" = USDがある場合は、ターゲット・レポートの定義でUSDがPOVディメンション通貨の有効な選択でない場合も、ターゲット・レポートのPOV選択として使用されることになります。