ドリル・スルーとセル・ファイル添付の操作

レポートには、HTMLプレビューでレポートまたはグリッドを表示しているときに、ソース・システムにドリル・スルーする機能およびセル・ファイル添付にドリルする機能が備えられています。

レポート設計者による表示が有効化された添付があるデータ・セルにはリンクが表示されます。ユーザーはリンクをクリックして、ソース・システムの詳細データを表示するか、セル・ファイル添付を起動できます。ドリル・スルーまたはファイル添付がレポートで使用可能になるには、次の条件を満たす必要があります。
  • 基礎となるデータ・ソース(クラウド・データ管理を含むEPM CloudソースまたはFusion Applications Essbaseプロバイダ)でドリル・スルーが定義されている必要があります。

  • データ・ソースでセルにEPM Cloudのセル・ファイル添付やEssbaseのリンク・レポート・オブジェクト(LRO)などのファイルが添付されている必要があります。

注:

レポート設計者は、グリッド全体または特定のセルに対してドリル・スルーを有効にする必要があります。

グリッドのすべてのセルのドリル・スルー・リンクおよび添付リンクを表示するには(該当する場合):

  1. グリッドのプロパティ・パネルの「ソースへのドリル・スルー」の横にある「表示」をクリックします
  2. これにより、グリッドをプレビューしたとき、またはHTMLプレビューでレポートをオープンしたときに、ドリル・スルー定義が設定されたグリッド内のすべてのセルの「ソースへのドリル・スルー」リンクが表示されます。

セル添付の選択。

グリッド内の選択したセルのドリル・スルー・リンクおよび添付リンクを表示するには(該当する場合):

  1. ドリル・スルーを表示するセルをクリックします。
  2. セルのプロパティ・パネルの「ソースへのドリル・スルー」の横にある必要な表示設定を選択します。
    • グリッド設定(現在のグリッド設定) (デフォルト)。これにより、グリッド全体の現在の設定に表示が設定されます。
    • 表示
    • 非表示

セルのセル添付のオプション。

これにより、グリッドをプレビューしたとき、またはHTMLプレビューでレポートをオープンしたとき、ドリル・スルーおよび添付が設定されたグリッド内の選択されたセルに「ソースへのドリル・スルー」リンクが表示されます。