@Notin

@NOTINは、一方の式には含まれるが他方の式には含まれないメンバーを返します。つまり、@NOTINは式間に共通でないものを返します。

DTPタイプ:

@NOTINは、メンバー範囲またはディメンション間タイプのDTPに割り当てることができます。

構文:

@NOTIN(Argument1,Argument2)

パラメータ:

パラメータ 説明
Argument1 設計時プロンプト、関数またはメンバー
Argument2 設計時プロンプト、関数またはメンバー

例:

[NOTIN1]=@NOTIN([MR1],[MR2])

ここで:

  • [NOTIN1]は、チェック済プロンプトでないメンバー範囲タイプのDTPです。

  • [MR1]は、チェック済プロンプトであるメンバー範囲タイプのDTPです。

  • [MR2]は、チェック済プロンプトであるメンバー範囲タイプのDTPです。

MR1の入力は次のとおりとします。

  • 期間: "Jan"、"Feb"、"Mar"

  • シナリオ: "Actual"

  • 通貨: "Local"

  • 製品: "000"

MR2の入力は次のとおりとします。

  • 期間: "Feb"

  • バージョン: "Working"

  • 通貨: "Local"

  • 製品: "000"

この例では、MR2にはなく、MR1にあるメンバーはActualのみであるため、[@NOTIN1]は"Actual"を返します。