データベースを開始すると、Oracle EssbaseではEssbaseサーバーのメモリー上にデータベースがロードされます。
インデックス・キャッシュは自動的に割り当てられ、データ・ファイル・キャッシュおよびデータ・キャッシュはブロックの要求時に割り当てられます。ユーザーのアクセスよりも前にデータベースを開始すれば、データベースが先にメモリー内にロードされるため、ユーザーの初期パフォーマンス(接続時)が向上します。
開始されていないアプリケーションのデータベースを開始すると、そのアプリケーションと、そのアプリケーション内のすべてのデータベースがロードされます。1つのアプリケーションについて1つのデータベース、またはすべてのデータベースを開始できます。
データベースを停止すると、EssbaseではEssbaseサーバー上のメモリーからデータベースがアンロードされ、更新されたデータがディスクにコミットされます。これにより、サーバー・コンピュータ上で使用可能なメモリーの量が増加します。
1つのアプリケーションについて1つのデータベース、またはすべてのデータベースを停止できます。
注:
ブロック・ストレージ・アプリケーション・データベースを起動および停止できます。
データベースを開始または停止するには:
システム・ビューで、「データベース・プロパティ」アイコンをクリックします。
エンタープライズ・ビューで、Planningアプリケーション・タイプと、起動または停止するデータベースを含むアプリケーションを展開します
データベースを右クリックして、次を選択します:
データベースの開始
データベースの停止
アプリケーションのすべてのデータベースを開始または停止するには:
システム・ビューで、「データベース・プロパティ」アイコンをクリックします。
エンタープライズ・ビューで、Planningアプリケーション・タイプと、起動または停止するデータベースを含むアプリケーションを展開します
アプリケーションを右クリックして、次を選択します:
全データベースの開始
全データベースの停止