「割当て - レベル間」テンプレートの使用

「レベル間割当て」テンプレートを使用して、データベース・アウトラインであるレベルから別のレベルに割り当てます。

たとえば、「割当て - レベル間」テンプレートを使用して、製品をあるレベルから別のレベルに割り当てます。次のような製品アウトラインがあるとします。

 T_TP
     P_000
     T_TP1
        P_100
            P_110
        etc
      T_TP2
           P_200
           P_210
        etc
      T_TP3
        P_291
            P_292

この例では、「割当て - レベル間」テンプレートでレベル/世代3を始まりに、レベル/世代4を終わりに使用し、親メンバー(T_TP1T_TP2T_TP3)からその子(レベル0)メンバーに割り当てます。

「割当て - レベル間」テンプレートを使用するには:

  1. ビジネス・ルールまたはテンプレートを作成するか、開きます。
  2. 次のいずれかを行います:
    • グラフィカル・ルールまたはテンプレートの場合、「新規オブジェクト」「割当て - レベル間」を選択し、フロー・チャートの「開始」「終了」の間にドロップします。

    • スクリプト・ルールまたはテンプレートの場合、「システム・テンプレート」を展開して「割当て - レベル間」を選択し、スクリプトの目的の領域にドロップします。

  3. 割当て - レベル間・ウィザードで要求された情報を入力します。

表6-4 割当て - レベル間・ウィザードのステップ

ステップ 説明
視点 リストされたディメンションごとに、割当て時に変更しないメンバーを1つ以上選択します。

次のオプションを使用できます:

  • 「事前に定義されている選択項目の使用」の隣の「変数セレクタ」ボタンをクリックし、すべてのディメンションに値を移入する変数を選択します。

  • 「メンバー・セレクタ」の隣の「メンバー・セレクタ」ボタンをクリックし、ディメンションごとにメンバーと関数を選択します。

  • ディメンションを選択し、「選択」ボタンをクリックして変数、メンバーまたは関数を選択します。

ソース リストされたディメンションごとに、割り当てるデータを持つメンバーを選択します。メンバーを選択したら、ソースの割当てパーセンテージを入力します。

ノート: レベル間割当てに使用するディメンションは空にします。(次のステップでこのディメンションを選択します。)

割当て範囲 要求された情報を入力し、割当て範囲を定義します。

ルールは、開始レベルとして指定されたレベルから終了レベルとして指定されたレベルまで、選択されたメンバーの下のすべてのデータを割り当てます。

ターゲット
  • ディメンションが「ソース」ステップで定義されており、割当てに使用されていない場合、各ディメンションのターゲット・メンバーを定義します。

    「ソース」で選択したメンバーは、デフォルトでここに入力されます。次のいずれかのオプションを使用して、ターゲット・メンバーを定義します。

    • 「事前に定義されている選択項目の使用」の隣の「変数セレクタ」ボタンをクリックし、すべてのディメンションに値を移入する変数を選択します。

    • 「メンバー・セレクタ」の隣の「メンバー・セレクタ」ボタンをクリックし、ディメンションごとにメンバーと関数を選択します。

    • ディメンションを選択し、「選択」ボタンをクリックして変数、メンバーまたは関数を選択します。

      最適化のため、1つのメンバーのみを含むディメンションを選択してください。

  • 上で単一メンバーを選択したディメンションを選択してください

オフセット

オフセットを定義するか、オフセット計算を生成しない場合はこのステップの表を空のままにします。

オフセットを定義する場合、次のようにします。

  • オフセット・ディメンションを定義します

    オフセット・メンバーに割り当てる値の合計を記述するには、オフセットを定義するメンバーを選択します。

  • 割当てディメンションのオフセット・メンバーを定義します

    メンバー名を入力するか、「選択」ボタンをクリックしてメンバーを選択します。

ドライバ 割当て範囲の各メンバーに適用するパーセンテージの計算に使用するドライバ(基準)を定義します。
  • 視点と異なるディメンションのメンバーのみを選択してください。次のいずれかのオプションを使用して、メンバーを選択します。

    • 「事前に定義されている選択項目の使用」の隣の「変数セレクタ」ボタンをクリックし、ディメンションに値を移入する変数を選択します。ディメンションごとに1つのメンバーのみを選択します。

    • 「メンバー・セレクタ」の隣の「メンバー・セレクタ」ボタンをクリックし、ディメンションごとにメンバーと関数を選択します。

    • ディメンションを選択し、「選択」ボタンをクリックして変数、メンバーまたは関数を選択します。

  • 割当てディメンションに対するドライバの集約を更新するかどうかを指定します。

その他オプション ウィザードの質問に答えます。