表4-23 複雑なロジックの例1: CashTx
ディメンション | 条件タイプ | 条件値 | グループ化基準 | グループ・レベル |
---|---|---|---|---|
勘定科目 | 類似 | 11* | Cash | 0 |
エンティティ | 類似 | Tx | Texas | 0 |
ICP | 範囲 | 00,99 | ICP | 0 |
UDI | 含む | 00,01,02 | UD1 | 0 |
最初の行で、"11"で始まる任意の勘定科目が"Calc Item: CashTx"の計算結果に含まれることが指定されます。
2行目で、ソース・レコードが"TX"のようなエンティティを持つことも指定され、結果が絞り込まれます。
3行目で、ICP値が00から09の間のソース・レコードにのみ結果が絞り込まれます。
最後の行で、カスタム1 (UD1)が00、01、02のいずれかのソース・レコードにのみ結果が絞り込まれます。インポートされた行の中でリストされた条件を満たさないものは、計算結果から除外されます。
次の表では、複数のソース・レコードから新規ロジック・アイテムが1つのみ導出されます。ロジック条件として前述の例を使用し、ソース・ライン・アイテムとして続く最初のグリッドを使用すると、データ管理が1つのロジック・アイテムの値をどのように導出するかがわかります。「グループ化基準」フィールドに注意してください。各「グループ化基準」フィールドにはハードコード化された値が含まれています。したがって、指定の条件を満たす各行で、元のインポートされたメンバーが「グループ化基準」フィールドにリストされたメンバーで置換されます。