マッピング・スクリプトを使用した条件マッピング

条件マッピングを使用すると、ソース・メンバーはハードコード化されたターゲット・メンバーでなく、スクリプト式にマッピングされます。条件マッピングはルールベースのマッピング(範囲、含む、類似)に対してのみ有効です。SQLスクリプトの「ターゲット値」列に#SQLを配置して、条件マッピングをアクティブにできます。スクリプトを使用する行には、#SQLというターゲット値が表示されます。次の行には<!SCRIPT>区切り記号と、<!SCRIPT>に続いて、実際のスクリプトがあります。条件付きマッピングをディメンション処理順序とともに使用すると、ディメンション・マッピングの結果に基づいたマッピングが使用可能になります。つまり、すでに処理されたディメンション・マッピングです。マッピング・スクリプトの使用を参照してください。

注:

データ管理では、条件マッピングでJythonスクリプトがサポートされていません(「ターゲット値」列に#SCRIPTを使用できません。)

条件付きマッピングを適用するには:

  1. 「ワークフロー」タブの「データ・ロード」で、「データ・ロード・マッピング」を選択します。
  2. 「データ・ロード・マッピング」で、「追加」をクリックします。

    空白の行が追加されます。

  3. 「ディメンション」からディメンション名を選択します。
  4. 「範囲」「含む」,または「類似」タブを選択します。
  5. ソース値を「ソース値」範囲に入力します。
  6. 「ターゲット値」「#SQL」と入力します。

    鉛筆アイコンが有効になります。

    イメージは「データ・ロード・マッピング」画面を示します
  7. 鉛筆アイコンをクリックします。
  8. 「スクリプトの編集」画面で、SQLスクリプトを指定します。

    このサンプル・スクリプトでは、SQL CAST文を使用して、ターゲット列に割り当てられる値を条件付きで処理します。

    イメージは「スクリプトの編集」画面を示します。

    データ管理は、エラーのチェックやスクリプトの検証を行いません。テスト環境のデータ・ファイルでスクリプトをテストし、その結果を検証する必要があります。

  9. 「ルール名」に、マッピング・スクリプトで使用するデータ・ロード・ルールを指定します。
  10. 「保存」をクリックします。