ソース接続の構成

Oracle General LedgerOracle Enterprise Performance Management Cloudとの統合を開始するには、まずソース・システム・タイプがOracle ERP Cloudのソース・システムを作成して登録します。

ソース・システムと接続情報を指定したら、ソース・システムを初期化し、多くのOracle Essbaseターゲット・アプリケーションの1つであるEPM CloudOracle General Ledgerの勘定体系情報をコピーします。ダウンロードは、PlanningアプリケーションのEssbaseデータベースとの統合です。実際のキューブはOracle Smart View for Officeで確認できます。

ソース・システムと接続情報を指定したら、ソース・システムを初期化し、多くのEssbaseターゲット・アプリケーションの1つであるEPM CloudOracle General Ledgerの勘定体系情報をコピーします。ダウンロードは、PlanningアプリケーションのEssbaseデータベースとの統合です。実際のキューブはSmart Viewで確認できます。

Oracle General LedgerEPM Cloudとの統合を開始するには、まずソース・システム・タイプがOracle ERP Cloudのソース・システムを作成して登録します。

ソース・システムを追加するには:

  1. 「設定」タブの「登録」で、「ソース・システム」を選択します。
  2. 「ソース・システム」で、「追加」をクリックします。
  3. ソース・システム詳細を入力します:
    1. 「ソース・システム名」で、ソース・システム名を入力します。

      ファイルに使用するOracle General Ledger名("General Ledger"や"Oracle General Ledger Financials"など)を入力します。このソースをライトバックにも使用する場合は、ソース・システム名にスペースが含まれていないことを確認してください。

    2. 「ソース・システムの説明」に、ソース・システムの説明を入力します。
    3. 「ソース・システム・タイプ」で、Oracle ERP Cloudを選択します。
    4. 「ドリル・スルーURL」で、次に示すOracle ERP CloudリリースのURLフォーマットのいずれかを指定します。
      • R13 - Oracle ERP Cloudリリース13のURLフォーマットが使用されます。
      • R12 - Oracle ERP Cloudリリース12以前のURLフォーマットが使用されます。
      • (Null) - Oracle ERP Cloudリリース12以前のURLフォーマットが使用されます。
      リリースのURLフォーマットを指定する以外に、サーバーを上書きする必要がある場合は、次に示すOracle ERP CloudリリースのURLフォーマットのいずれかを指定します。
      • R13@https://server - Oracle ERP Cloudリリース13のURLフォーマットと現在のサーバーが使用されます。
      • R12@https://server - Oracle ERP Cloudリリース12以前のURLフォーマットと現在のサーバーが使用されます。
    5. 「Fusion Budgetary Control」フィールドの選択は解除したままにします。

      イメージはソース・システム・ページの「詳細」セクションを示します。

    6. 「アプリケーション・フィルタ」に、ソース・システムを初期化したときに返されるEssbaseアプリケーションの数を制限するフィルタ条件を指定します。

      フィルタ条件は1つのみでも、複数でも指定できます。複数のフィルタ条件を使用する場合は、各フィルタ条件をカンマ(,)で区切ってください。

      アプリケーション名をフィルタ条件として指定する場合は、Oracle ERP Cloudアプリケーションのフル・ネーム、ワイルドカード、または次に示すような、1文字に対応するワイルドカードを指定できます。

      • Vision (フル・ネーム)
      • VF* (ワイルド・カード)
      • VF??COA (1文字用のワイルド・カード)
      イメージには、「アプリケーション・フィルタ」フィールドが表示されています。

      初期化プロセスを実行すると、フィルタ条件に一致するすべてのアプリケーションがインポートされます。フィルタを指定しない場合は、すべてのアプリケーションがインポートされます。

  4. 「ソース接続の構成」をクリックします。
    「ソース接続の構成」画面を使用して、Oracle ERP Cloudへの接続を構成します。

    ソース接続の構成は、Oracle ERP Cloudのユーザー名とパスワードを保管するために使用されます。また、Oracle ERP Cloudのユーザー名とパスワードで使用するWSDL接続も保管されます。

  5. 「ユーザー名」に、Oracle ERP Cloudのユーザー名を入力します。

    EPM CloudとOracle ERP Cloudの間で情報を送信するためのプロセス要求を開始するOracle ERP Cloudユーザーの名前を入力します。このユーザーには、"Financial Analyst"、"General Accountant"、"General Accounting Manager"などのOracle General Ledgerのジョブ役割が割り当てられている必要があります。

    注:

    Webサービスでは、シングル・サインオンのユーザー名とパスワードではなく、ネイティブのユーザー名とパスワードを使用する必要があります。

  6. 「パスワード」に、Oracle ERP Cloudのパスワードを入力します。

    このパスワードは、Oracle ERP Cloudのパスワードを変更するたびに更新する必要があります。

  7. 「WebサービスURL」に、Fusion Webサービスのサーバー情報を入力します。たとえば、https://serverと入力します。

    R12より前のバージョンのリリースURLフォーマットを使用している場合は、WebサービスURLへのログオンに使用されているURLの"fs"をfinに置換します。

    R12より後のバージョンのリリースURLフォーマットを使用している場合は、ログオンに使用されているURLの"fs"をfaに置換するか、または、WebサービスURLへのログオンに使用されているサーバーをコピーして貼り付けます。

  8. 「接続のテスト」をクリックします。
  9. 「構成」をクリックします。

    「ソース・システム[ソース・システム名]構成が正常に更新されました」という確認メッセージが表示されます。

  10. 「ソース・システム」画面で「初期化」をクリックします。

    ソース・システムを初期化すると、元帳や勘定体系など、データ管理に必要なすべてのメタデータがフェッチされます。また、ソース・システムで勘定体系、セグメント/チャートフィールド、元帳、職責などが新規に追加された場合もソース・システムを初期化する必要があります。

    初期化プロセスには時間がかかることがあり、ジョブ・コンソールで進捗を確認できます。

    注:

    Oracle General Ledgerソースを再初期化すると、アプリケーション期間マッピングがリセットされ、システムから削除されます。特定の期間マッピングが必要な場合は、「ソース期間マッピング」タブを使用して期間マッピングを指定します。
  11. 「保存」をクリックします。

    ソース・システムを追加した後、表内のソース・システムを選択すると、下部ペインに詳細が表示されます。

    初期化プロセスには時間がかかることがあるため、ジョブ・コンソールで進捗を確認できます。