オープン・バッチの作成

オープン・バッチを作成して処理するには:

  1. 「設定」タブの「バッチ」で、「バッチ定義」を選択します。
  2. 「バッチ定義」サマリー・セクションで、「追加」をクリックします。

    「バッチ定義」サマリー・グリッドで空白の「名前」フィールドおよび「ターゲット・アプリケーション」フィールドを使用して、バッチ名または検索対象のターゲット・アプリケーションを入力します。

  3. バッチ定義詳細セクションで、「定義」タブを選択します。
  4. 「名前」に、バッチ定義の名前を指定します。
  5. 「ターゲット・アプリケーション」ドロップダウンから、ターゲット・アプリケーションの名前を選択します。
  6. 「タイプ」ドロップダウンで「オープン・バッチ」を選択します。
  7. 「実行モード」ドロップダウンで「シリアル」を選択します。

    シリアル実行モードでは、ファイルは順に処理され、1つのファイルのプロセスが完了するまで、次のファイルのプロセスは開始されません。

  8. 「オープン・バッチ・ディレクトリ」inbox\batches\openbatchサブディレクトリの下にフォルダを指定します。インポートされるファイルはここにコピーされます。このフィールドが空白またはnullの場合、inbox\batches\openbatch内のすべてのファイルが処理されます。
  9. 「オープン・バッチ」タイプの「ファイル名セパレータ」で、バッチ・ファイル名の5つの部分を区切るために使用する文字を選択します。

    オプション:

    • ~

    • @

    • _

    • ;

  10. 「データ・ルールの自動作成」を選択すると、ファイルベースのデータ・ロードのためにデータ・ルールが自動的に作成されます。

    データ管理がデータ・ルール名を割り当てるとき、"Location_Category"という名前のデータ・ルールが存在するかどうかを確認します。その名前がない場合は、データ管理により、データ・ルールが作成されます。

    特定のカテゴリに基づいてデータをロードする事前定義済データ・ルールを使用するには、このフィールドを空白にしておきます。

  11. オプション: 「説明」フィールドで、バッチ定義の説明を入力します。
  12. 「保存」をクリックします。
  13. 次のいずれかの方法を使用して、ファイルベースのデータ・ソース・ファイルをinbox\batches\openbatchにコピーしてステージングします。
    • 事前定義済データ・ロード・ルール - 特定のカテゴリに基づいてデータをロードする事前定義済データ・ルールを使用するには、「バッチ定義」画面の「データ・ルールの自動作成」フィールドを空白にしておき、データ・ロード・ルールを作成します(データを抽出するためのデータ・ロードのルールの定義を参照)。

      次に、FileID_RuleName_Period_LoadMethodという形式でオープン・バッチ・ファイル名を作成します。ファイルIDは、ロードの順序を制御するために使用できるフリーフォームのフィールドです。バッチ・ファイルは、ファイル名のアルファベット順にロードされます。

      ロード方法は、ロード方法を示す2つの文字コードで定義されます。1つ目のコードはソース・ロードの追加方法または置換方法を表し、2つ目の文字はターゲット・ロードの累計方法または置換方法を表します。

      インポート・ロード方法の場合、ソース・システムに応じて、使用可能な値は次のとおりです。

      • A — 追加

      • R - データの置換

      • F — 完全リフレッシュ

      • I — 増分

      • S — セキュリティを基準にして置換

      PlanningモジュールおよびPlanningの場合、エクスポート・モードは次のとおりです。

      • A—ADD_DATA

      • R—REPLACE_DATA

      • M—STORE_DATA

      • S—SUBTRACT_DATA

      Financial Consolidation and Closeおよび Tax Reportingの場合、エクスポート・モードは次のとおりです。

      • A — 累計

      • R—REPLACE

      • M—MERGE

      オープン・バッチ・ファイル名の例: a_Texas_Actual04_Jan-2004_RR.txtおよびb_Texas_Actual04_Jan-2004_RR.txt

    • 自動作成データ・ロード・ルール - 任意のロケーションのカテゴリにデータをロードし、データ管理でデータ・ロード・ルールを自動的に作成するには、FileID_Location_Category_Period_LoadMethodという形式でオープン・バッチ・ファイル名を作成します。

      この場合、データ管理は"Location_Category"という名前のデータ・ルールを検索します。これが存在しない場合、データ管理は"Location_Category"という名前のデータ・ルールを自動的に作成します。

  14. オプション: オープン・バッチ・ファイルに任意のスケジュール条件を適用します。

    ジョブのスケジュールを参照してください。

  15. 「ワークフロー」タブの「その他」で、「バッチ実行」を選択します。
  16. 「バッチ実行」サマリー領域で、オープン・バッチ・ファイルを選択し、「実行」をクリックします。

    オープン・バッチが処理されると、ディレクトリが作成され、openbatchディレクトリ内のすべてのファイルが新規ディレクトリに移動し、新規ディレクトリには一意のバッチIDが割り当てられます。

    注:

    オープン・バッチ機能はAccount Reconciliation Managerでは使用できません。