EPM Cloudまたはファイルベースのソース・システムの複数期間のロード

Oracle Enterprise Performance Management Cloudまたはファイルベースのソース・システムの場合、データ管理では、データ・ファイルの列として期間がサポートされます。1つのファイルに複数期間のデータがある場合、各データ行に年と期間を含めることができます。インポート・フォーマットでソース期間行である年と期間を選択すると、これらはファイル内の列として識別され、ターゲット・システムの適切なディメンションにマップされます。データ・ロード・ルールを実行し、ロードする日付の範囲を選択します。日付の範囲は、デフォルトまたは明示期間マッピング・タイプに基づきます。

たとえば、次のサンプル・ファイルには、1つのデータ・ファイル内に複数の期間のデータ("Jan"および"Feb")があります。

E1,100,2016,Jan,USD,100
E2,100,2016,Jan,USD,200
E3,100,2016,Feb,USD,300
E4,100,2016,Feb,USD,400

別の例で、Jan-March期間範囲を選択し、ファイルにJan、Feb、MarおよびAprが含まれている場合、データ管理はJan、FebおよびMarのみロードします。

E1,100,2016,Jan,USD,100
E2,100,2016,Jan,USD,200
E3,100,2016,Feb,USD,300
E4,100,2016,Feb,USD,400
E4,100,2016,Mar,USD,400
E4,100,2016,Mar,USD,400
E4,100,2016,Apr,USD,400
E4,100,2016,Apr,USD,400

データ管理は、「ルールの実行」画面で指定された期間をロードし、ロードするよう選択した期間と一致しないファイル内の行は無視します。