ジョブのスケジュールを移行する際の重要なアクションと考慮事項は、次のとおりです:
「スケジュールをプラットフォーム・ジョブ・スケジューラに移行」タスクを実行する前に、exportDataManagement EPMAutomateコマンドを使用するか、「システム・メンテナンス・タスク」でのスナップショット・エクスポート・ジョブの実行によって、バックアップまたはデータ管理スナップショットを作成してください。
通常のライフサイクル(LCM)スナップショット・バックアップには、スケジュールは含まれません。古いスケジュールを削除する場合、データ管理スナップショットがなければ、古いスケジュールを回復することはできません。
スケジュールは常に「マージ」モードで移行されます。スケジュールが移行されると、再び更新されることはありません。ただし、スケジュールを削除して、再度移行することはできます。移行プロセスを繰り返し実行できます。
スケジュールを移行するときに、データ管理から既存のスケジュールを削除するオプションがあります。
既存のスケジュールを削除しないことを選択した場合、新しいスケジュールと古いスケジュールの両方が同時に実行され、データ破損の問題が生じることがあります。
スケジュールは、移行プロセスを実行しているユーザーのもとでEPMプラットフォーム・ジョブ・スケジューラに作成されます。スケジュールを作成できるのはアプリケーション管理者のみであるため、常に、Planning管理者または連結管理者の役割を持つユーザーを使用して移行プロセスを実行してください。
スケジュールが移行されると、スケジュールを移行したユーザーのもとでジョブが実行されます。ジョブは常に管理者として実行されます。パワー・ユーザーまたは「統合の実行」の役割を持つユーザーによって元のスケジュールが作成された場合は、昇格された役割でジョブが実行されます。管理者以外のユーザーに適用可能なセキュリティや他の検証を適用する要件がある場合、それらの検証は適用されません。オラクルは、今後のリリースで需要があれば、スケジュール済ジョブを管理者以外のユーザーとして実行するためのサポートを追加することを検討する予定です。
実行時間が最終日または最終日 - 1として定義されたスケジュールは、EPMプラットフォーム・ジョブ・スケジューラではサポートされていません。月の最終日にジョブを実行する要件がある場合は、月ごとに別個のジョブをスケジュールしてください。