スナップショット・エクスポート・ジョブの実行

データ・エクスポート・プロセスでは、ID列を含め、設定およびデータ・フォルダ内のすべてのアーティファクトがZIPファイルにエクスポートされます。アーティファクトはPOV別にエクスポートされ、データがエクスポートされてターゲット環境にインポートされるときに、設定アーティファクトのIDを保持します。

スナップショット・エクスポート・オプションでは、「すべて」、すべての増分、「増分」および「設定」エクスポート・タイプがサポートされています。

スナップショット・エクスポートを実行するには:

  1. 「ワークフロー」タブの「システム・メンテナンス・タスク」で、スナップショット・エクスポートの実行を選択します。
  2. 「実行」をクリックします。

    イメージはスクリプトの実行ページを示します。

  3. スナップショット・タイプで、エクスポートするスナップショットのタイプを選択します。

    使用可能なスナップショット・タイプ:

    • すべて - すべての設定および履歴アーティファクトが含まれます。
    • すべての増分 - 最後のスナップショットがエクスポートされたとき以降の新しいまたは変更された履歴アーティファクトのみがPOVに基づいて含められるとともに、設定アーティファクトおよびすべてのPOV (古いものと新しいもの)が出力ファイルに含められます。
    • 増分 - 最後のスナップショットがエクスポートされたとき以降の新しいまたは変更された履歴データのみがPOVに基づいて含められるとともに、設定アーティファクトおよび新しいPOVのみが出力ファイルに含められます。
    • 設定 - 設定アーティファクトのみが含められます。
  4. スナップショット・ファイル名で、スナップショット・エクスポートのoutboxに書き込まれるZIPのファイル名を、ZIP拡張子を付けて指定します。

    たとえば、DMSnapshot_082021.zipのように入力できます。

    ファイルがZIP拡張子で終わっていない場合、データ管理では、ファイル名の末尾に.zip接尾辞を追加して、ZIP拡張子が強制されます。

  5. 出力ファイルの上書きで、作成しているものと同じ名前のZIPを上書きする場合は、「はい」を指定します。それ以外の場合は、「いいえ」を指定します。

    ヒント:

    既存の出力ファイルを指定し、既存の出力ファイル(ZIP)の上書きについて「いいえ」を指定した場合、ジョブは失敗し、「ルールの実行が正常に完了しませんでした。」というメッセージが表示されます。

    イメージはスクリプトの実行ページを示します。

  6. 「OK」をクリックします。

    一度に実行できるスナップショット・エクスポートの実行ジョブは1つです。

    「カスタム・スクリプトの実行はプロセスID: XXXで開始されました」というメッセージが表示されます(XXXは、ジョブに対して生成されたプロセスID番号です)。

    ジョブのログには、データ管理のプロセスの詳細ページからアクセスできます。

    「プロセスの詳細」で出力ZIPをダウンロードすることにより、スナップショット・エクスポートが完了した後にスナップショット・エクスポートのZIPを確認できます。

    EPM自動化のdownloadFileコマンドを使用して、スナップショットのZIPをダウンロードすることもできます。

  7. オプション: 「スケジュール」をクリックしてジョブをスケジュールします。

    ジョブのスケジュールの詳細は、ジョブのスケジュールを参照してください。