増分スナップショット・タイプのエクスポート・フロー

増分モードでは、データ管理によって、最後のスナップショット以降にインポートされたアーティファクトのみがエクスポートされます。削除されたアーティファクトは、スナップショットからも削除されます。設定データは常にすべてエクスポートされます。

スナップショット・タイプがすべての増分に設定されている場合、データ管理では、最後のスナップショットがエクスポートされたとき以降の新しいまたは変更された履歴アーティファクトのみがPOVに基づいて含められます。また、設定アーティファクト(古いPOVも新しいPOVもすべて)が出力ファイルに含められます。

スナップショット・タイプが「増分」に設定されている場合、データ管理では、最後のスナップショットがエクスポートされたとき以降の新しいまたは変更された履歴アーティファクトのみがPOVに基づいて含められます。また、設定アーティファクトと新しいPOVのみが出力ファイルに含められます。

次のステップでは、「増分」およびすべての増分スナップショット・タイプのエクスポート・プロセス・フローについて説明します:

  1. /data/snapshots/setupフォルダをパージします。

  2. すべての設定アーティファクトを個別の設定フォルダにエクスポートします。

    表ごとに個別のCSVが作成されます。

  3. /data/snapshots/dataフォルダはパージしません

    これは増分ロードであるため、/data/snapshots/dataフォルダはそのまま保持されます。

  4. 孤立POVを削除します。

    孤立POVは、期間マッピング、カテゴリ・マッピング、ロケーションまたはデータ・ロード・ルールが削除されることによって生じます。

  5. スナップショット・メタデータ情報をデータ・フォルダ内のSnapshotParams.jsonファイルに格納します。

    SnapshotParams.jsonファイルには、最後にエクスポートされたプロセスIDが含められます。

  6. ロケーション、カテゴリおよび期間のワークフロー・プロセス・ステータスのデータおよびメタデータをエクスポートします。

  7. 最後のエクスポートの後に削除されたPOVについて/outputフォルダの下にあるファイルを削除します。

  8. 設定フォルダとデータ・フォルダをoutbox/<filename>.zipフォルダ内のZIPファイルにアーカイブします。

Note:

スナップショット・タイプがすべての増分に設定されている場合は、すべてのファイルが/outputフォルダのZIP内に含まれます。

スナップショット・タイプが「増分」に設定されている場合は、現在のプロセスでエクスポートされた増分ファイルのみが/outputフォルダ下のZIP内に含まれます。