増分モードでは、データ管理によって、最後のスナップショット以降にインポートされたアーティファクトのみがエクスポートされます。削除されたアーティファクトは、スナップショットからも削除されます。設定データは常にすべてエクスポートされます。
スナップショット・タイプがすべての増分に設定されている場合、データ管理では、最後のスナップショットがエクスポートされたとき以降の新しいまたは変更された履歴アーティファクトのみがPOVに基づいて含められます。また、設定アーティファクト(古いPOVも新しいPOVもすべて)が出力ファイルに含められます。
スナップショット・タイプが「増分」に設定されている場合、データ管理では、最後のスナップショットがエクスポートされたとき以降の新しいまたは変更された履歴アーティファクトのみがPOVに基づいて含められます。また、設定アーティファクトと新しいPOVのみが出力ファイルに含められます。
次のステップでは、「増分」およびすべての増分スナップショット・タイプのエクスポート・プロセス・フローについて説明します:
/data/snapshots/setupフォルダをパージします。
すべての設定アーティファクトを個別の設定フォルダにエクスポートします。
表ごとに個別のCSVが作成されます。
/data/snapshots/dataフォルダはパージしません。
これは増分ロードであるため、/data/snapshots/dataフォルダはそのまま保持されます。
孤立POVを削除します。
孤立POVは、期間マッピング、カテゴリ・マッピング、ロケーションまたはデータ・ロード・ルールが削除されることによって生じます。
スナップショット・メタデータ情報をデータ・フォルダ内のSnapshotParams.json
ファイルに格納します。
SnapshotParams.json
ファイルには、最後にエクスポートされたプロセスIDが含められます。
ロケーション、カテゴリおよび期間のワークフロー・プロセス・ステータスのデータおよびメタデータをエクスポートします。
最後のエクスポートの後に削除されたPOVについて/outputフォルダの下にあるファイルを削除します。
outbox/<filename>.zip
フォルダ内のZIPファイルにアーカイブします。Note:
スナップショット・タイプがすべての増分に設定されている場合は、すべてのファイルが/outputフォルダのZIP内に含まれます。
スナップショット・タイプが「増分」に設定されている場合は、現在のプロセスでエクスポートされた増分ファイルのみが/outputフォルダ下のZIP内に含まれます。