BSO Essbaseキューブの確認レポートの実行

BSO Essbaseキューブの確認レポートを実行する前に、完全修飾名を使用して、ディメンション内やディメンション間で使用される重複するメンバーを必ず区別してください。重複するメンバー名から完全修飾名を作成するには、ルール・ロジックの「テキストとして追加/編集」画面で完全修飾名をルール・ロジック文として追加します(フリー・フォーム・テキストとしてのルール・ロジック文の追加を参照)。この要件は、Profitability and Cost ManagementFinancial Consolidation and CloseおよびTax Reportingに適用されます。

完全修飾メンバー名は、重複するメンバー名または別名、およびディメンション名までのすべての祖先から構成されます。それぞれの名前は大カッコ([])で囲まれ、ピリオド(.)で区切られる必要があります。構文は次のとおりです。

[DimensionMember].[Ancestors...].[DuplicateMember]

例:

[Market].[East].[State].[New York]
[Market].[East].[City].[New York]

『Oracle® Essbaseデータベース管理者ガイド』を参照してください。