Essbaseハイブリッド・ブロック・ストレージ・オプション(BSO)キューブの有効化

ハイブリッドBSOキューブでは、BSO機能に加えて、いくつかの集約ストレージ・オプション(ASO)機能がサポートされます。ハイブリッド・キューブには、データベースとアプリケーション・サイズの縮小、キューブのリフレッシュ・パフォーマンスの向上、データのインポートとエクスポートの高速化、ビジネス・ルールのパフォーマンスの向上、ビジネス・プロセスの日次メンテナンスの高速化など、多くのメリットがあります。最適なパフォーマンスを確保するために、ビジネス・プロセスがベスト・プラクティスに準拠していない場合は、キューブのリフレッシュ時に警告およびエラー・メッセージが表示されます。

リリース22.04以降、Strategic Workforce PlanningではEssbaseハイブリッド・ブロック・ストレージ・オプション(BSO)キューブがサポートされます。ユーザーが作成するすべての新規アプリケーションは、自動的にハイブリッド・モードが有効になった状態で作成されます。

リリース22.04より前に作成したアプリケーション、またはリリース22.04より前にプロビジョニングされたリリースを使用して作成した新規アプリケーションでは、Essbaseハイブリッド・ブロック・ストレージ・オプション(BSO)キューブをサポートするためのハイブリッド・モードがまだ有効になっていない場合、ユーザーが有効にできます。

既存のアプリケーションのハイブリッド・キューブを有効化するには:

  1. ホーム・ページで、「アプリケーション」「概要」の順に選択します。
  2. 「アクション」から、「ハイブリッド・モードの有効化」を選択します。

ご使用のサブスクリプションがハイブリッド対応のEssbaseを使用するようにデプロイされていない場合、「ハイブリッド・モードの有効化」オプションは表示されません。まずEssbaseをアップグレードしてから、ハイブリッド・モードを有効にする必要があります。Essbaseバージョンのアップグレードは、recreate EPM自動化コマンドを使用するセルフサービス操作です。

Note:

Essbaseのバージョンを変更したら、別のバージョンには戻れません。

詳細情報:

  • Oracle Enterprise Performance Management Cloud管理者スタート・ガイドEPM CloudのEssbaseについて

  • Oracle Enterprise Performance Management Cloud EPM自動化の操作recreate

Note:

Strategic Workforce Planningではハイブリッド・キューブがサポートされるため、ハイブリッド・モードが有効な場合、自動予測を使用して自動的に実行されるように予測を設定できます。詳細は、自動予測を使用して自動的に実行する予測の設定を参照してください。IPMインサイトを使用して、過去のデータと予測データを分析し、自力では発見できなかった可能性のあるデータのパターンおよびインサイトを見つけるために役立てることができます。Planningの管理IPMインサイトについてを参照してください。