Strategic Workforce Planningプランニングと予測の準備

計画および予測シナリオに対して、異なる時間枠を構成できます。

プランの時間枠を構成するには:

  1. 「現在の会計年度」で現在の会計年度を選択します。
  2. 「期間」から、現在の実績月を選択します。この値は毎月更新する必要があります。
  3. 「プラン開始年」には、プランナが現在の会計年度と次の計年度のどちらでプランニングを行うかを指定します
  4. 「プラン」「年」列を順にクリックして、構成する年数を選択します。たとえば、10年のアプリケーションの最初の5年間を構成するには、5年間を選択します。
  5. 期間の粒度(つまり、月次、四半期ごと、年次)の選択は、「戦略要員」モジュールに影響しません。

  6. 「予測」をクリックし、これまでの手順を繰り返して予測の基準を指定します。

    最初の年の「予測」に対するプランニング基準として「四半期ごと」を選択すると、現在の月が四半期の最後の月の場合にStrategic Workforce Planningで現在の四半期をどのように判別するかを選択できます。

    現在の月が四半期の最後の月の場合は、Strategic Workforce Planningで現在の四半期をどのように定義するかについて、「プランニングと予測の準備」でオプションを選択します:

    • 「予測で現在の期間をロック」を選択した場合、Strategic Workforce Planningでは次の四半期が使用されます。たとえば、現在の月が3月で、このオプションを選択した場合、Strategic Workforce Planningでは現在の四半期をQ2として定義します。
    • 「予測で現在の期間をロック」をクリアした場合、Strategic Workforce Planningでは現在の四半期が使用されます。たとえば、現在の月が3月で、このオプションをクリア(選択を解除)した場合、Strategic Workforce Planningでは現在の四半期をQ1として定義します。

    ノート:

    • 「予測で現在の期間をロック」は、最初の年の予測に対するプランニングの基準として四半期を選択している場合にのみ使用可能になります。
    • モジュールごとに「予測で現在の期間をロック」のオプションを選択できます。

この構成タスクによって、必須代替変数がすべて設定されます。

要員および戦略要員のルール、テンプレートおよびフォームでは、各モジュールで計画および予測シナリオに対して異なるプランニング年を使用できます。

要員および戦略要員ビジネス・ルールおよびテンプレートでは、各モジュールの計画および予測シナリオに対して、「プランニングと予測の準備」構成タスクから個別に開始年と終了年を読み取る方法を使用します。

有効な交差を使用して、計画および予測の開始年および終了年に基づいてフォームが表示されます。有効な交差(OWP_SWP_Scenario YearsおよびOWP_SWP_Scenario Years_Reporting)は、計画および予測のシナリオに対する異なる年範囲をサポートするために戦略要員に対して作成されます。

要員と戦略要員の差異をサポートするために、代替階層が「勘定科目」ディメンションに作成されます。両方のモジュールが有効な場合、要員勘定科目と戦略要員勘定科目を区別するために、これらの代替階層を参照する適切な有効な交差に「勘定科目」ディメンションが追加されます。

戦略要員のカスタム・ルールまたはテンプレートを作成するには、&OEP_YearRange代替変数ではなく次の関数を使用します。

  • [[PlanningFunctions.getModuleStartYear("Strategic Workforce","ScenarioName")]]
  • [[PlanningFunctions.getModuleEndYear("Strategic Workforce","ScenarioName")]]

注:

モジュール名およびシナリオ名は二重引用符で囲む必要があります。

ヒント:

ルールを作成または編集してプランニングおよび予測タスクをカスタマイズする場合、[[PlanningFunctions.getModuleStartPeriod("ModuleName","ScenarioName")]]および[[PlanningFunctions.isPlanStartYearSameAsCurrentFiscalYear("ModuleName")]]のようにルールでPlanning数式を使用して、構成済の時間範囲情報を呼び出すことができます。

モジュール名は大小文字を区別せず、二重引用符で囲む必要があります。

  • 要員

  • 戦略要員

Oracle Enterprise Performance Management Cloud Calculation Managerでの設計シナリオを参照してください。